謎のオヤジ-2
オヤジは僕を商店街の中ほどにある、小さなビルのカゲに連れてきた。
そのビルの外付けの階段に座らされたとき、僕は胸が騒いだ。(まずいところに連れてこられたなぁ……)
そこは僕が前に下見してみつけてた、オンナを強姦出来そうな場所だったんだ。
オヤジは僕を抱きかかえるようにして、ズボンと下着をずらしてしまった。
(……!)街灯に照らされ僕の小さなチンチンが、オヤジの目の前にさらけ出された。
オヤジは僕のチンチンを、指でつまみあげてくわえた。
僕のチンチンが初めて、違うひとのカラダにゆだねられた。
(すごい…… )白いものが混じるひげの奥に、オヤジのピンク色の唇がわずかに見える。その唇に僕のチンチンの先っぽが挟まっていた。
オヤジが時々、舌をピクリと揺らす。
それだけで僕の手がいくらしごいても得られないくすぐったさが、ビリッと頭の上まで走り去っていく。
(もっと…… もっと舐めて……)僕が心の中で呼びかけた瞬間、オヤジはチンチンをパッと口から出した。
(えっ……?)口から出されたチンチンは、自分で見たこともない角度で硬くなっている。
オヤジは言った。「せっかくやから、口の中やのうて、穴の中に出してほしいな。」
オヤジは僕に背を向けて、コートのすそをフッとめくりあげた。
あたりが明るくなるほど、街灯を受けて白く輝くオヤジの尻。
僕の心の中が一段とざわつきはじめた。
(あのひとのお尻の穴で、僕は童貞を終えるんだな……)
するとオヤジは再び僕の方を向いて、僕をまたぐように立った。(あれ?)
僕の目の前に迫るオヤジの股ぐら……毛におおわれたそこに、チンチンが垂れさがっていない。
オヤジの指がそこにのびて、毛の中をさぐった。するとそこに、ひげに装われた唇が現れた。
オヤジはゆっくりと姿勢を低くした。
僕のチンチンがその唇に当たると、チンチンはさっきの唇とは違う感触に包まれた。
(……たくさんの……あったかい魚卵が……チンチン包んでる……)
さっきの唇は先っぽだけをくわえたけど、今度の唇はチンチンを根元まですっぽりとひげの中に隠してしまった。
チンチンの根元まで包むあったかい魚卵のような動き……僕は腰から下のチカラが抜けて、周りが見えなくなってしまった。
(ダメだ…… 倒れてしまう……)
僕は支えを求めて、両手を動かした。