「浮気編」-24
そして半年が経ち、雅史と共に、女子大生も夫婦の自宅を出て行った。
夫はその女子大生と連絡を取ることはなかったが、代わりに、雅史から紹介してもらった人妻との肉体関係を始めた。
この人妻はムチッとした小柄で、巨根の雅史とは相性が良くなかったが、夫のサイズとは相性が良かったらしく、出張と偽ってその人妻と過ごすこともあった。
一方、友紀は夫が他の女と浮気していることは知っていたが、自分が多くの男と肉体関係を持っていたこともあり、何も言えなかった。
友紀は、相変わらず近所の男性や街中でナンパされることがあり、誘いに乗ってしまいそうなこともあったが、結局それから一年ほど誰ともセックスすることはなかった。
しかし、ある平日の昼間、突然、あの温泉旅行でレイプされた隆が自宅へ訪ねてきたのだ。隆はどうしても友紀のことが忘れられないと言った。
突然の来訪者に驚いた友紀だったが、近所の目もあるので隆を自宅に迎え入れた。娘はちょうど昼寝をしており、一時間ほど話し合った。友紀は、隆から色々な経緯を聞いた。
そして、二人は二階の寝室へと向かった。久しぶりに見る隆の肉棒は、恐ろしいほどに勃起しており、友紀は久しくセックスしていない熟れた身体への侵入を許した。
友紀は「今は避妊薬を飲んでいないから、外に出してっ」と何度も叫んだが、隆は構わずに精液を膣奥にぶちまけた。隆のうなるような歓喜の声と、友紀の「あああ〜〜〜!!!」という声が寝室に響き渡った。
隆の精液量は、雅史に近いものがあり、友紀は久しぶりに与えられたその快楽に酔いしれ、身体が打ち震えた。すぐに始まった二度目の交わりでは、「来てっ」と何度も叫び、階下で寝ている娘のことも忘れ、若い隆の肉体にしがみついていった。
濃密な交わりを終えると、二人は連絡先を交換した。
この後、夫は妻の異変に気づくことなく、半年ほどして、友紀はついに、隆の子供を妊娠してしまうことになる。あの夫婦旅行の悪夢は、まだ終わっていなかったのだ。
完