前編(2021/10/03)-7
「じゃあ、基本から始めましょう。
保健のテキストを出してくれる?」
「はい。
えっと・・・、
このページでいいですか?」
「そうね。
そのページとトオルくんのペニスを見比べながら、
説明していくわね。」
「え?
先生に、僕のを見せるんですか?」
「そうよ。
恥ずかしい?」
「それは・・・、
はい。」
「そうよね・・・。
分かるわ。
でも、私も恥ずかしいのよ。」
「先生も?」
「うん、そう。
恥ずかしいのはお互い様なの。
でもね・・・。
トオルくんのお母様から頼まれてる
というのもあるんだけど、
確かに大切なことなのよ。
誤った情報とかで、
間違えたオナニーを覚えてしまうと、
大事なペニスを傷つけてしまうことが
あるらしいから。」
「・・・そうなんですね。」
「見るといっても、
ここにいるのは私だけよ。
恥ずかしいでしょうけど、安心して。」
「・・・はい。
お母さんに言われてるし、
見せるのも先生だけだし・・・。
・・・そうですよね・・・。
・・・・分かりました。」
トオルが頷いた。
* * *