前編(2021/10/03)-3
「先生が知っているオナニーで構いません。」
京子が微笑みながら言う。
「私が知ってるって・・・・、
私はそんなに詳しくないです・・・。」
「ま、先生ったら、またご謙遜を。
先生が知っている男の子のオナニーって、
どういう感じですか?」
「それは・・・・、
あまり知りませんけど・・・、
手で・・・するんですよね?」
「そうです。
先生、そうです。
どんな感じに手でするか、
先生は知ってらっしゃいますか?」
「どんな感じって・・・、
握って・・・、
上、下、上、下に・・・。」
「そうです。
それを教えてあげて欲しいんです。
テスト前ですので、保健の勉強という形にして、
男性器の構造も含めてお願いします。
トオルには、
『明日梨奈先生に頼んでおくから』
って話してあります。」
「え?
お母様、
トオルくんにもう話してしまわれたんですか?」
梨奈が驚きの表情を見せる。
「はい。
話しました。
『精液を自分で出す方法も教えてくれるから、
しっかり勉強するのよ』って。」
「そうですか・・・。
そこまで言ってしまわれたんですね。」
「ええ。
梨奈先生なら必ず引き受けてくださると
思ってますから。
それと、もう一つ・・・というか、
関連したお願いがあるんです。」
* * *