前編(2021/10/03)-12
「じゃ、続けましょう。
次は・・・、
陰茎よ。
この長いところ。
茎って漢字が使われてるわよね。
植物の茎も棒状で長い部分だから、
イメージしやすいと思うわ。」
「・・・はい。」
「陰茎は性的に興奮すると、勃起する部分よね。
勃起って分かる?
ペニスが刺激を受けたり、
エッチなことを考えたりすると、
大きくなって、固くなって、上を向くこと。」
「・・・はい、知っています。」
「今は勃起していないから、
柔らかいはずね。
・・・って、
これも知ってることよね?」
「・・・はい。」
トオルが頷く。
「念の為、私にも確認させてね。」
梨奈はそう言うと、陰茎に右手を伸ばし、
親指と人差し指で軽く挟んだ。
「うん。
柔らかいわ。」
梨奈は陰茎の根元から先端に向かって、
親指と人差し指で挟む位置を少しずつ移動させながら、
何度も弾力を確かめていった。
次は亀頭の説明ね・・・、
と梨奈が思った時。
陰茎がぴくんと反応した。
むくむくと陰茎が大きくなり始める。
「あ、先生・・・。
僕・・・。」
勃起し始めたことに、
トオルが戸惑いを見せた。
「トオルくん、いいのよ。
気にしないで。
私に見られて、しかも、触られてるんだから、
この反応は正常なの。
このまま勃起させちゃいましょう。」
「・・・あ、はい。」
ぐっぐっぐっぐっ・・・と
陰茎の角度が上がっていく。
すぐに、
トオルのペニスは完全に勃起した。
「トオルくんのペニスって、
勃起すると、
こんなに大きくなっちゃうのね・・・。
びっくり・・・。」
陰毛が生えていないため、
ペニスそのものの形状がよく分かる。
横から見てみると、
斜め上に向かって、
陰茎がピンッと立っているのが分かった。
その下に、ぶら下がる感じで陰嚢がある。
先端部分は、
亀頭が少しだけ露出して、
尿道口の割れ目が見えている。
梨奈は、正面、横、上から・・・様々な角度から
トオルの勃起したペニスを観察した。
「先生・・・、
僕、そんなに先生に見られると、
恥ずかしいです。」
「恥ずかしい?
そうよね。
でも・・・、
多分なんだけど・・・、
今、私に見られて、性的に興奮してるんじゃない?
簡単に言うと、エッチに感じてるってこと。
どう?」
「それは・・・、はい。
なんかエッチな気がしています。」
「でしょ?
よかったわ。
これからオナニーを覚えてもらうんだから、
エッチな気分になっていてもらわないと、ね。
じゃ、説明を続けましょう。」
* * *