投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ワンメイク!
【スポーツ 官能小説】

ワンメイク!の最初へ ワンメイク! 16 ワンメイク! 18 ワンメイク!の最後へ

予選-1

史上初のワンメイク競技会・全日本選抜もいよいよ最終日。
選手達はもう水着に馴染んだようで、着替えもスムースになっている。その一方でこの2日間で6レースもこなして疲れが出ている選手もいる。そんな中で選手達の泳ぎどう変化するのか、最終日の競技が始まる。

最終日最初の女子種目は1500m自由形の予選。1日目の800m自由形で優勝した谷本真美が予選をトップで通過。オープンウォーター25kmもこなす真美としては長距離ばかりの3種目目といっても疲れを感じることはない。ハイレグワンピースを完全に自分のものにしていると感じているからか、自己ベストを大幅に更新してきた。
2位には2日目の400m自由形で優勝した柴本綾。2日目までに3種目、そしてこの日にも2種目を泳ぐが、こちらも疲れる様子がない。初日に苦労したヒップの食い込みもあまり気にならなくなっている。2人はこの大会で3度目の決勝対決となるが、最後に制するのはどちらか。

200m平泳ぎには1日目の100m平泳ぎ、2日目の200m個人メドレーで優勝し、この種目で3つめのタイトルを狙う高橋ともえが登場。3種目めでピタッとしたハイレグに完全になじんでいるのもあって、自己ベストに迫るタイムで予選を1位で突破。
予選2位には2日目の50m平泳ぎで2位の中学生・出渕紗也香、予選3位には高校生の春原夏菜が続いた。50mでは振るわなかった夏菜はここで水着の感触をつかめたようで、自己ベストには及ばないが想定以上のタイムをたたき出した。

この日最大の注目を集める女子種目は100m背泳ぎ。1日目の50m背泳ぎで日本新記録を出して優勝した深町ますみ、2日目の200m背泳ぎで優勝した赤崎摩耶に加えて、2日目の200m個人メドレーで3位になった中学生の古内ひかりが参戦する。
50mに続いてパワーにものをいわせてますみが日本記録に迫るタイムで予選1位で通過。
2位で通過したのは摩耶、ひかりは3位で通過した。ますみは2日目のレースには参加していなかったが練習はしていたのでハイレグの感覚は忘れていなかったようだ。
3日通して参戦した摩耶は少し疲れを感じていたようだがハイレグになじんで推進力をうまく伝える泳ぎでタイムを出した。

50mバタフライには松村奈央が今度こそはの気持ちで参戦する。
50m・100m自由形、100mバタフライに続いて4種目目の参戦だがバタフライのライバル柴田真理子はいない。だからこそ気合いが入っている。予選は自己ベストを出してトップに立った。
続くのは大学2年生の石田明日香。身長155cmと小柄だがEカップの美巨乳の持ち主。水泳の他に陸上の短距離でも全国レベルというマルチアスリートだ。陸上でも水泳でもハイレグタイプのコスチュームを使っているから抵抗はない。自己ベストには及ばないがまずまずのタイムを出している。

女子最後の予選種目は200m自由形。
ここにも柴本綾が登場する。3日間で8本目のレースになるが、体が重く感じていないようで自己ベストに近いタイムでトップ通過。
2位は中学生の浅岡美優、そして400m個人メドレー2位の清野恵美と3位の中崎ちづるが続いた。美優は2日目の100m自由形で3位になって自信を深めたか、得意とは言えない200mで自己ベストを出した。
恵美とちづるの童顔巨乳コンビはともに4種目目。ちづるはやや疲れが出ているが、最後の力を出そうという意識になるようだ。

3日目になれば選手達は皆気持ちがほぐれてきている。
予選が終わった後のサブプールでは着心地について所属が違う選手の間で言葉を交わすようなことが多くなり、中には水着越しにバストのあたりをつつき合うような選手もいる。そんな中でも緊張感は程よく漂っている。
休憩時間が終わり、いよいよ最終日の決勝種目が始まる。


ワンメイク!の最初へ ワンメイク! 16 ワンメイク! 18 ワンメイク!の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前