最初の夜-4
蓮のめちゃくちゃな抽送に、頭がおかしくなりそうなほど、感じてしまっていた。
「あ、あ、あ、イッてるのに、あ、おかしくなっちゃ、アーッ」
自分でもあられもない言葉が出てくるのを止められない。
脚をバタつかせ、必死に快感を逃そうとする。
蓮はそれを許してくれず、モノで最奥を擦り上げて放してくれない。
深く犯され、繋がったいちばん奥から、大きな波がやってくるのを感じる。
だめ、だめ、呑み込まれてしまう…!
「だめ、感じすぎちゃう、あ、許して、くる、イッちゃう、ああああああッッ」
ずん、という一際激しい衝撃とともに、目の前が真っ白になる。
蓮の大きさとカタチ、両方をはっきりと感じる。
ああ、私、イカされる…!
一瞬の後、目の前は今度は真っ暗になり、目の端に光が明滅した。ひゅっ、と息がつまり、何もかもが静止する。
浮遊感と充足感。
びゅるる、と音を立てて、蓮の分身が、身体の最奥へ侵入してくる。
それをはっきりと感じた直後、ぷつんと意識が途切れた。