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初詣の途中で
【熟女/人妻 官能小説】

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初詣の途中で-2

「何か夜の公園って、不気味よねぇ・・・」

 母はそう言いながら私の手をしっかり握り、夜の公園内を歩きました。薄暗い街灯の中を歩いていると、ベンチに腰掛けた中年の男性が、ワンカップのお酒を飲んで居ました。男性は私達を見ると徐に立ち上がり、

「オッ!?姉ちゃん、道に迷ったの?お寺はこっちじゃないよ」

 おじさんは、ちょっと機嫌良さそうに母に話し掛け、母は最初こそ警戒したようですが、おじさんは私達が道に迷ったんじゃないか、そう心配して声を掛けてくれたと分かり、

「エッ!?エエ・・・ちょっとトイレに行こうかと・・・」

「ああ、トイレねぇ。女は大変だねぇ・・・この草むらでする?」

「しません!」

 母がちょっとムッとしながら即座に否定すると、おじさんは右手を軽く振りながら、

「アハハハ、冗談だよ冗談、トイレならこの草むらを通ると近道だよ」

「本当ですか!?ありがとうございます」

 母は、トイレの近道を教えてくれたおじさんに礼を言うと、私の手を引きながらおじさんの脇を通り、教わった草むらに入りました。チラリと後ろを振り返った私は、おじさんの視線が、母を凝視しているのが子供心に気になりました。少し歩くと、おじさんが教えてくれた通り、トイレの裏側に出ました。

「人志ちゃん、一人でおトイレ出来る?」

「出来るよ」

「そう・・・じゃあ後でね」

 母はそう言うと女子トイレに、私は男子トイレに入って行きました。当時の公園のトイレって、ハッキリ言って臭くて汚かったです。私はオシッコをしていると、隣にさっきのおじさんが来て用を足し始めました。私が何気におじさんのチンポを見ると、普段銭湯に行った時に見る父のチンポよりも、おじさんの方が大きいのが分かりました。おじさんは用を足し終えると、ブルブル大きなチンポを振り、ズボンの中にしまいました。私はまた少し眠たくなり目を擦っていると、おじさんが私に話し掛け、

「何だ、坊や眠いのか?お母さんにはおじさんから話して上げるから、向こうのベンチで少し休んでおいで」

 私はどうしようかと思いましたが、小さく頷くと、さっきのベンチに戻って横になって夜空を眺めていました。冬の星空は綺麗でしたが、私がちょっとウトウトした時でした。何か声が聞こえた気がしました。私は母が迎えに来たのかなぁとゆっくり起き上がるも、ベンチの周辺には母の姿はありませんでした。

「気のせいかなぁ!?」

 そう思いながらも、夜の公園の中に一人でいる不安で、私は母の名を呼びました。ですが、母からの返事はなく、トイレに行ったまま迎えに来ない母が気になり、私はトイレに様子を見に行きました。


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