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初詣の途中で
【熟女/人妻 官能小説】

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初詣の途中で-4

「アァァンン・・・ダメェ・・・アッ、アッ、そ、そんな事されたら・・・」

「そんな事されたら?」

 おじさんは、意地悪そうに母に囁くと、母は両腕をおじさんの首に回し、

「もう・・・欲しくなっちゃうでしょう?」

「へへへ、そうこなくちゃ」

 母は周りを確認すると、おじさんの前にお尻を突き出す格好になりました。おじさんは待ってましたとばかり、母のスリップを捲り上げ、パンティを足下まで下ろすと、母に後ろから覆い被さりました。

「アァァ!アッ、アッ、アァァン」

 母の喘ぎ声が静まり返る公園に響き、母は慌てて左手で口を隠しました。おじさんの荒い呼吸、母の抑えた喘ぎ声、そして母とおじさんの身体がぶつかり合う音が、女子トイレから聞こえて来て、私は呆然として居ました。

(お、お母さんが、知らないおじさんと・・・)

 私は興奮と同時に、おじさんに母を盗られてしまうんじゃないかという恐怖が湧いてきました。私は木から降り、トイレの正面側に移動したものの、中から聞こえてくる母達の痴態に、どうしたらいいのか分かりませんでした。その時、少し離れた場所から話声が聞こえて来ました。私がそちらを見ると、初詣を済ませたらしい若い二人組の男性が居ました。私はこの時、涙が出たのを覚えて居ます。私は二人組の男性に駆け寄ると、

「た、助けて。お、お母さんが、トイレで変なおじさんに裸にされて、変な事されてるのぉ」

「「エェェ!?」」

 私の涙声の訴えに驚いた二人の男性は、慌てて大声出しながらトイレに駆け出しました。

「おい!何やってる。警察に通報するぞ!!」

 一人の男性がそう言ってトイレの前に付くと、おじさんはズボンを穿きながら慌てて男性達に弁明を始め、

「ち、違う、これは同意の上で・・・」

 おじさんがそう言った瞬間でした。胸元を押さえた母が、逃げるようにトイレから飛び出して来て、男性達の後ろに隠れました。

「た、助けてぇ!この人がいきなり女子トイレに押し入って来て、私を無理やり・・・ウッゥゥゥ」

「バ、バカ、ち、違うだろう?」

「捕まえてぇ!そんな犯罪者ぁぁ・・・ウッゥゥゥゥゥ」

 母が顔を両手で覆って泣き出すと、男性達はおじさんの両腕を掴んで地面に引き吊り倒し、

「何て奴だ!大丈夫ですよ、俺達がこの変態警察に突き出してやりますから」

「息子さんが心配してますよ」

「ハイ、ハイ・・・ウッゥゥゥゥ・・・あ、ありがとうございます」

「ち、違うんだぁぁぁ」

 母はそう言うと、私に気付いて側に来ましたが、おじさんの叫びを聞いた瞬間、背後をチラリと振り向き、再び私に向き合うと軽く舌を出して居ました。

「行こうか。お父さんには今の事言わないでね?お母さん怒られちゃうから」

「ウ、ウン」

「人志ちゃんが、あのお兄さん達呼んでくれたの?」

「うん・・・ちょうどあの人達が来たから・・・僕、お母さんを助けなくちゃと思って・・・」

「そう・・・後10分、ううん、5分遅くても良かったかも・・・」

「エッ!?」

「ウウン、何でも無いわ」

 私は、この時の母の妖艶な表情を、今でも鮮明に覚えて居ます・・・

                  完


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