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熟女と少女の間には(若妻の公認交尾報告パート1)
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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初めての貸出し-2

「ごめんごめん。でも何となく俺がすべて承知しているからというようなことをニュアンスで伝えるよ。倦怠期だとかさ。そうすれば向こうも安心だろ?」





「まったく、止めてよね。私が変に思われちゃうわよ」





 このときはこれで話は終わったが、実は美香には話していなかったが、この二ヶ月の内に脇田が二回、東京本社にのぼってきたことがあった。





 一回目はたまたま本社玄関でばったりだったが、私は彼をお茶に誘った。そして二回目は向こうから私の支社に電話があり、いま東京に来ていると誘いがかかった。





 この二回の接見で、私は自分の心情を正直に吐露した。自虐的な悦びに満たされたいのだと……。





 初めは驚いていた脇田だったが、次第に興味を持ってきたのは確かだった。無論、半分冗談のように捉えていたのかもしれないが、あと一押しすればまず間違いなく彼は乗って来るだろう。それが証拠に二回目は向こうからの電話だ。興味がなくてわざわざ私に電話など寄こしてくるわけがなかった。





 その日の朝、私はいつになくそわそわしていた。ついに美香が脇田に抱かれる。そう思っただけで私の心臓は破裂してしまいそうだった。





 やはりいざとなると、とてつもない不安が襲いかかってきた。後悔と自責の念で胸が張り裂けそうだった。妻を一歩も外に出したくなかった。





 しかし、私は玄関に立って妻に言った。



「いっぱい愉しんでおいで」



「あら嫌だわ。まだそんなこと決まってもいないのに」



「仕事が片づいたら君に電話するように言っておいたから」



「あらっ、いつ電話なんかしたの?」



 私はただ小さく笑っていた。



「ねえ、あなた。本当に私、抱かれてもいいの?」



「うん、いいよ。もちろんムードが盛り上がったらね。もし嫌だったら、もちろんしなくていいんだよ。自由にしておいで」



「うん。わかった」





 私はこのとき、妻が無性に愛おしく見えてきて、二人玄関に立ったまま、私は彼女をきつく抱きしめていた。そして、妻の唇に唇を重ねた。





 それだけで私のペニスはスラックスを破いていまにも突き出しそうだった。いますぐ入れたい、美香に入れたい、美香の膣穴を責めまくりたい。





 何度もその衝動に駆られながら私は必死でそれを抑え、私たちはそれぞれコートを羽織って静かに我が家をあとにした。私は東京本社へ、妻は名古屋へ向かうために。





 その晩、私はなかなか寝つけなかった。いや、その日、一日中まったく仕事も手につかなかった。当然と言えば当然だ。大切な女房を昔の男の元へ送り出したのだから。





 それも自ら女房を洗脳し、男を焚きつけ、わざわざ段取りまで組んであげたのだから、こんな悲喜劇的な男もそうはいるまい。哀しくもあり、また笑い出したくもある。





 いまごろ二人は間接照明の下かなにかでディナーでも愉しんでいるのだろうか。それとも順番にシャワーでも浴びているか、いやいや久々の恋人同士の再会だ。二人一緒に入って洗いっこしててもおかしくはない。いやそれを言うならすでにシャワーの前に一発やってしまったに違いない。





 あれこれ妄想ばかりが私の頭のなかを駆けめぐり、とうとう私は真夜中に独り、洗濯機から妻の脱ぎ捨てたパンティーをすべて取り出してきて、それをベッドにぶちまけ、片っ端から摘み上げてはシミを見つめ、匂いを嗅ぎ、そのなかのくっきりと割れ目の形が張りついた一枚を鼻に擦りつけながらペニスをしごき続けた。






 出張は本来、金曜日の日帰りでよかった。それを私が一泊することを強く勧めたのだった。名目は息抜きということで、妻にもそのほうがあからさまではなく、抵抗なく受け入れられるだろうと思ったからだ。




 場合によっては翌土曜日もせっかくの休みだから延泊しても構わないと言っておいたが、妻は当初の予定どおり、土曜日の正午、静かに玄関の扉を開けた。



「やあ、お帰り」



「ただいま」



 妻はちょっと気まずそうにそう言って、すぐに下を向いた。



「どう、愉しめた?」



「あ、うん」



 しかし、妻は恥ずかしそうに下を向いたまま、私の視線を避けていた。私も何をどう愉しんだのかを訊きたかったが、ちょっと言葉が出なかった。



「疲れたろう、シャワーを浴びてビールでも飲むか」



「うん」



 ようやく妻が顔を上げてにこりとした。





 私たちは、休日にはよく昼間からビールを飲むことが多かった。美香も結構いける口で、酒好きな私にまったく引けを取らなかった。





 初めの内は、二人ソファーに座って他愛のない話ばかりだった。名古屋の営業活動の手法、共通の知人の近況など仕事がらみの話から始まって、名古屋の街がやれどう変わっただの、駅前に何ができただの、終いには名古屋人の性格や習慣の違いにまで話が飛んでいた。





 妻が本題を避けているのは私にも充分に分かっていたし、彼女にしてみてもこれで終わるなどとは考えてもいなかっただろう。





 私は、あくまで世間話の延長線のごとく、さりげない調子で話題を振った。




「ところで脇田さんとは……うまくいったかい?」


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