三回目の交尾報告前編-2
私のなかで血が煮えたぎり、私は白のタイトのミニスカートのなかに右手を突き入れると、いきなり妻の割れ目を指でなぞった。
「あっ、あなたっ……お願いっ、シャワーを浴びさせてっ……ねっ……」
薄いパンティーなどなんの役にも立たず、すでに淫唇がぬるぬるとぬめっているのがはっきりと指先に伝わってきた。しかし、それは自身の淫汁のせいばかりではないはずだ。
私は、ストッキングに包まれていない太股の素肌の肉感を存分に味わい、それから不意にパンティーのなかに右手を滑り込ませた。
「あっ、だめよっ……あっ、あなたってば……こんなところで……」
妻はさすがに私の右手を強く押し返そうとした。だが構わずに私は半ば強引に彼女の恥丘を撫でさすった。
そして、驚いた。
妻は二つの理由で私の指を拒否していたことをすぐに知った。
一つはもちろん玄関先だというこの場所に対してのものだが、もう一つは……。
「剃ってもらったんだね」
私ははっきりとそう口にした。
元々が薄めの淫毛ではあったが、彼女のぷっくらと盛り上がった恥丘には、あのじゃりじゃりとした感触が一切なく、まるで少女のようにつるつるすべすべとしていた。
「ご、ごめんなさい」
妻は、私の胸に顔を埋めてきた。
「いいんだよ美香。益々少女のようになっていくね。嬉しいよ」
私はそう言って再び妻の口を吸い上げ、舌をねじ込み、唾液を啜り上げた。
そして、中指を割れ目に這わせていくと、指はなんの抵抗もなくつるんと膣穴に吸い込まれていった。
「ふぐっ……」
永遠とも言えそうなくらい長い長い口吸いだった。
酸欠に陥りそうな妻の口を私はようやく解放した。
「あなたっ……だめっ……」慌ただしく妻が喚いた。「シャワーを浴びさせてっ……ねっ、お願いっ……」
私はそれを無視して膣奥に中指を挿入し、絡みつく膣壁を乱暴に捏ねくり回した。
「ああっ……あなたったら……ああっ……いいっ……」
中指のつけ根が淫核にも同時に刺激を与えたらしく、妻はもう観念したように私の指に淫部を強く押しつけてきて快感の呻きを漏らし始めた。
私は、彼女の身体をくるっと向こうにむけると、コンソールテーブルの上に両手をつかせ、尻を大きく突き出させた。
そして、その場にしゃがみ込むと彼女の淫部を真後ろから覗き込み、濡れて紐のように細まってしまった赤いシースルーのパンティーごと淫唇を左右に大きく押し開いた。
五回目の痕跡はいとも容易く見つかった。
淫汁に混じって白濁した粘液が妻の膣穴から溢れ出て、内腿を伝い、白のストッキングのストッパー部分で溜まりを作り、それからつつ〜っと床の上に垂れ落ちた。
「別れが惜しかったんだね」私は言った。「部屋を出る間際にも、やっぱりまた交わったんだ?」
「あ……あっ……あなたっ……ごめんなさいっ……」
「いいんだよ。またしばらくできないんだ。誰だってぎりぎりまで嵌めていたいさ。下だけ脱いで?」
妻は黙って頷いた。
「チンポとオマンコだけ剥き出して?」
妻は黙っていた。
「動物のように交尾したんだ。そう?」
妻は黙ってこくりとした。
「じゃあ四回じゃなく、今回も全部で五回だね?」
妻は恥じらうように顔を背け、小さな声で「はい」とだけ言った。
私はおもむろにその場でズボンを脱ぎ始めた。
その様子に妻はもうこの場で私の猛り狂ったペニスを受け入れなければならないことを覚悟したようだったが、次の瞬間には早くもそれを悦びに昇華させて、ねだるように尻を左右に振った。
その煽情的な尻の膨らみを、私は愛情と憎悪の眼差しで睨みつけながらブリーフを玄関に脱ぎ捨てた。
先走り汁が糸を引き、私のペニスは弾かれたように、二度、三度と臍下を叩いた。
妻が尻を突き出したまま左手だけを伸ばしてきて、その白くて長い指先を淫猥にペニスに絡めてきた。
どうやらいきなりの挿入をせがんでいるらしく、妻は自分の股間へと導いていこうとするが、私は淫部に触れるか触れないかのところで彼女の手を振り払い、そのカチカチに硬直したペニスで尻を数回打ち叩き、それから一気に膣穴を抉った。
「ああっ……あっあっ……あなたっ……かっ、固いっ……いいっ……」
膣穴を貫かれた瞬間、妻はもう我を忘れて夢中で腰を振り始めた。
僅か数時間前、同じように着衣のまま別の肉棒と繋がっていた妻の膣穴。それがいまはこうして私のペニスと繋がっている。
「ああっ……あなたっ……すっ、凄いっ……いいっ……」
汚れた膣穴をさらに汚されながら、それでも尚、妻はさらなる快感を得ようと、貪欲に尻を押しつけてくる。