旅立ち-2
「おおっ、んっ、んん〜っ」
「あううっ、んぐっ、ぐっ、んっ、あっ、んんっ」
喉の奥にほとばしりを受けた百合子はゴクンと飲み干し、やや勢いを失った怒張に舌を絡ませた。
「んっ、チュッ、チュルッ、んっ、チュッ、んっ」
髪の毛をとくようになでていた山本はゆっくりと自らを抜いた。成美は挿れていた指を抜き、百合子の腰を離した。
「ああっ、はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」
百合子は息を荒くたてながらベッドに横たわってしまった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はっ」
「うふふっ、淫乱奥さま?これじゃあ足りないかもしれないけど、今日はおしまいっ。次は新しいヤサで可愛がってあげるわっ、うふふっ、じゃあねっ」
成美は笑って自分の服を着ると、さっさとどこかへ行ってしまった。
「奥さまっ、少し休んだら準備をしますよっ」
絶頂を迎えて放心状態の百合子に口づけをし、タオルで百合子の体を覆いながら囁いた。
「はい」
もう百合子は山本の言葉のとおり、すべてを受け入れる気持ちになっていた。