成美-4
「ああ〜っ、あううっ」
「おおっ、んっ、んんっ、おっ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「ふうっ、なかなかよかったぜっ、いいかっ、ちゃんと締めれば自分もよくなる。だが、自分がイカなくても客はイカせるんだっ」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はいっ、はぁっ、はぁっ」
「よしっ、じゃあ次はいろんな体位をためしてやるっ、後ろ向いてケツ上げろっ」
トシは後ろ向きになった成美の腰をつかみ、貫いた。
「ああっ、あうっ、うっ、んんっ、あんっ、んっ、んんっ」
今までになく深く、まるで子宮に届くかのようだった。
「ううんっ、ああっ、んっ、あうっ、いっ、たっ、あっ、ああっ」
「やっ、あっ、んんっ、やっ、あっ、ああっ」
「いいかっ、常に客のモノを意識して受け入れるんだっ、締めるのを忘れるなっ」
「あっ、あっ、ああっ、んっ、んっ、あんっ、ああっ」
「んーっ、んんっ、んっ、あうっ、あっ」
続いて、座位、背面座位、松葉崩し、駅弁などトシのなすがままの体位を受入れ、そのそれぞれの快感に新たな衝撃を覚えた。トシは途中、何度か果てたが抜くことなく、教え込んだ。
「ああっ、もうっ、もうっ、だめっ、あっ、あっ、こわれちゃうっ、あっ、ああっ」
「やっ、あっ、めっ、ああっ、やっ、あうっ、んっ」
「まだまだぁ、五十近くあるんだぜぇ、体位ってやつはっ」
「ああんっ、もうっ、だっ、めっ、あっ、んっ、んんっ、あうっ、あっ」
「おっ、ねがいっ、あっ、ああっ、やっ、あっ、ああっ」
「ちっ、しょうがねぇなぁ、この後のお勤めもあるからこのへんで勘弁してやるかっ、おらっ、イクぞっ」
「あうっ、はっ、はやっ、くっ、あっ、お願いっ、ああっ」
「ふんっ、ふんっ、おっ、おおっ」
最終的に後背位で深々と突き挿したトシはドクドクと成美の体内に吐き出した。
「あんっ、あっ、あっ、んんっ、んっ」
「ふうっ、んっ」
最後の一突きをしたトシはようやく成美から離れた。
「あっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、あっ」
「よしっ、今日は終わりだっ、おばちゃんのところへ行って支度しろっ、今日もれっ、いやっ、兵藤さんだっ、よかったなっ、ふふふっ」
「はぁっ、はぁっ、はいっ、はぁっ」
「明日もおさらいをするからなっ、いいなっ」
成美は兵藤が来ることを聞いて顔を少し赤らめ、コクリと頷いた。
「成美ちゃん、今日もキレイだね、よろしく」
恋人にするような熱い口づけをかわし、いつものようにシャワーで冷泉を洗って、ベッドにいざない、仰向けに寝かせ怒張を口に含む。
「チュッ、んんっ、クチュッ、んっ、チュッ、んっ」
「んっ、んっ、チュパッ、チュッ、あっ、んっ、チュッ」
「んんっ、あっ、んっ、チュッ、チュッ、あっ、んっ、クチュッ」
「おおっ、いいなっ、もうっ、挿れたいよっ」
「んっ、んっ、あっ、はいっ、今日はわたしが上でっ」
「ああ、頼むよ」
トシに仕込まれたとおり、素股からはじめ、タイミングを見計らって自ら腰をうずめる。
「ああっ、あっ、いっ、痛くないですかっ、ああっ、あんっ」
「おおっ、気持ちいいよっ、また仕込まれたんだねっ」
「んっ、あっ、はいっ、ああっ、あんっ、んっ、んあっ」
「可哀想に・・・・・、いつか僕がここから出してあげるからねっ」
「ああっ、そんなっ、あっ、あんっ、うそでもっ、あっ、うれしいっ、ああっ、んんっ」
「うそじゃないよ、もっと稼いだら迎えに来るよ」
「ああっ、あうっ、ああんっ、うれしいっ、あんっ、ありがとうっ、んっ、ああっ」
「おっ、すごい締めつけだなっ、いいよっ、おおっ」
「ああんっ、あっ、ああっ、んっ、んっ、あんっ」
「このままっ、このままイクよっ、おっ」
「あっ、ああっ、はいっ、あっ、んっ、んんっ、あっ」
「おーっ、イクっ、イクよっ」
騎乗位のまま成美の中に果てた。
「ああーっ、あっ、あっ、あんっ」
絶頂こそ迎えてはいなかったが、自分をここから救い出すと言ってくれている冷泉が愛おしく、小さくなっていく体内のモノを離さないよう締めつけ、冷泉の体に覆いかぶさった。
「ああっ、兵藤さまっ、わたしっ、わたしっ」
涙が溢れ、いいようのない感情が全身を震わせた。
「きっと、きっと迎えに来るからねっ、待っていておくれ。ただそのためにはあまり頻繁には来られないかもしれない」
「わかっています。無理なさらないでね」
しばらく抱き合い、成美は地獄の中に一筋の光を見たかのように幸せな気持ちになっていった。