出口のない姉妹-1
何度もクリ結び、乳首結びで責められた成美は、そのたびわめき、あえぎ、いつしか気を失っていた。
(お父さんっ、お母さんっ、助けてっ)
夢にまで責められている情景が浮かび、両親に助けを求めるのであった。
「はっ」
夢の中でイカされた瞬間、目が覚めた。四肢は縛られ、マットの上でシーツをかけられていた。
(ゆっ、夢だったのねっ)
夢だったからといってよかったなどと思えるわけもない。状況は一緒なのだ。自由にならない手足に思わず力が入るが、動けずに諦めた。
(はっ、真里子っ、真里子はっ)
筋肉痛で痛かったが、かろうじて少し首を上げて周りを見渡す。いたはずの真理子の姿はない。
(まっ、まさかっ、真里子までっ)
一瞬怒りがこみ上げたが、すぐに諦めた。売られるというのはそういうことなのだ、二人とも売られたのだから私だけで済むわけはない。せめて真里子が優しく扱われるのを祈るしかなかった。
ギーッ
扉が開き、マツがのっそり入ってきた。
「お嬢ちゃん、起きたようじゃの」
成美の側まで来て、シーツをめくり、股間をしげしげと眺めた。
「ふむ、夢でも見たかの?いい具合に濡れておる」
しわしわの手で乳首を弄びながら、もう一方の手で股間をまさぐる。
「あうっ、はんっ、あんっ、あうっ、ああ〜っ」
溢れる愛液を菊門にも塗りこんで、小指を出し挿れすると、体がキュッと締まり、さらに敏感になる。
「はあ〜んっ、あうっ、んっ、あっ、はんっ」
もう真理子のことなど頭から消え、めくるめく官能に身を委ねていく。
「あっ、んっ、んっ、んーっ、あっ、あんっ」
いつもなら焦らしに焦らすのに、マツは一気に責めあがる。
「んんーっ、あんっ、はっ、イっ、イキそうですっ、あんっ」
手を緩めず、しっかり敏感な部分を刺激し続ける。
「あぁ〜っ、あうっ、あっ、イキっ、イっ、イキますっ、あっ、やめないでっ、イキますっ、あ〜っ」
ビクビクっと体を痙攣させ、宙に浮いた体はマットに落ちた。
「はぁっ、はぁっ、あっ、はぁっ」
今気をやったところなのに、なにかもの足りない。あまりにあっさりイってしまったからなのか。体をくねらせ、媚びるようにマツを見た。
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ、こりゃまた艶っぽい仕草じゃのう。お嬢ちゃんは男を惑わす才を持っているのう。水揚げの時期は早めてもいいかもしれんの」
疼く体に思考をまかせ、口を少し開き、腰を上げのけぞる。マツは、しわしわの指と、乾いた唇で成美の両乳首を弄び始める。
「あんっ、あっ、ううんっ、あっ、あうっ、んんっ」
ねっとりと乳首を舐め、指は強弱をつけて乳首を摘む。
「ううっ、はんっ、あんっ、あんっ、あっ、うんっ」
再び泉はじわっと潤む。
「あっ、むっ、んっ、ん〜っ、あうっ、あっ、あっ」
乳首は硬く尖って、引っ張られているかのようだった。
「はぁんっ、ううんっ、あうっ、いっ、あっ、んっ」
舌で乳首を転がしながら、右手がへその周りを経て、陰核に近づいた。
「ああ〜んっ、あーっ、んんーっ、んっ、あっ、あーっ」
腰を振り自ら手の動きにあわせ、快感を得ようとする。
「んーっ、あっ、そっ、そこっ、あんっ、あんっ、あっ、んっ」
成美の動きを妨げず、一定のリズムで陰核を刺激する。
「あうっ、うっ、んっ、んっ、イっ、イクっ、イっ、はっ、んっ、イキますっ、イキますーっ」
またしても宙に浮いた身体はマットにガクッと落ちた。
「はっ、はっ、はぁっ、はぁっ」
まだ足らないのか、体全体が快感を欲しがっているようだった。
「ふぉっふぉっ、お嬢ちゃん、まだまだ仕込みは続くんじゃよ。そんなに欲張らんと、少栄養をとらんとな」
ドアの近くに用意された食事を取りに行き、成美の前に置き、縄を外した。
「わかっているとは思うが、このドアは中からは開かんよ」
もう逃げるつもりもない成美は、久しぶりの食事を淡々とした。
「食べたら少し眠るがいい、その後は昨日からの繰り返しじゃぞ」
随喜クリーム、浣腸、クリ結び、めくるめく快感を思い出し、また疼いてきてしまうのだった。