女衒の仕込み-2
「ふっ、ふんっ、好きにするといいわっ」
「それそれ、まずは従順になることを教えねぇとな。よしっ、じいさま交代だ」
トシはシャワーのあたりにあったバケツを取って、棚にならんでいる容器の内のひとつと巨大な注射器のようなものをそれに入れ、成美の前に進んだ。バケツに容器の中の液体をあけ、それを巨大な注射器のようなもので吸い上げた。
「なっ、なにする気っ?なんなのよっ、それはっ」
「見たことないか?これは浣腸器さぁ、これでお前を浣腸するのさっ」
「ばっ、ばかなことっ、やめてっ」
側においてあったワセリンを手に取り、成美の菊門に塗りつける。
「やっ、やめなさいっ、変態っ、やめてっ」
「はじめだから痛くないようにしてやってんだっ、騒ぐんじゃねぇ」
浣腸器の先端を菊門にあてる。体を揺らし抵抗する成美だったが、手馴れた手つきで菊門を捉え、先端をねじこむ。ワセリンで滑りがよくなっているので簡単に先端部分は尻の中に埋まった。
「いやーっ、あーっ、やめっ、あっ、やめてーっ」
「さぁ、いくぜ〜っ」
ゆっくりとグリセリン液を体内に送り込む。ひんやりとしたものが、普段とは逆の方向で入ってくる感覚に違和感と嫌悪感を覚える。
「あーっ、いやーっ、やめてっ、もうやめてーっ」
最後まで押し込むと、浣腸器は抜かれた。入りきらなかった雫が太腿から垂れる。気を抜くと出てしまいそうで、おのずと菊門に力が入る。トシはまたバケツからグリセリン液を浣腸器に注入している。
「まっ、まだ入れるのっ、いやっ、やめてっ」
「何言ってんだい、まだふたつは行くぜっ」
再び、菊門から先端を挿入しそのすべてを体内に注入した。そしてもう一度それを繰り返した。
「あうっ、もっ、もうっ、あっ」
菊門からはじんわりと締めきれなかった分だけ液がこぼれている。
「おいおい、しっかり締めねえか。出ちまってるぞ」
「ああぁ、だって、あっ、あうっ」
早くもお腹がゴロゴロ言いだしている。その痛みに堪えながら懸命に締める。
「あぁ、トイレにっ、行かせてっ、はっ、早くっ」
「我慢が足らねぇ娘だな、もちっと我慢しろいっ、何ならこのままここでしちまってもいいけどな」
「いっ、いやっ、いやよっ、お願いっ、トイレにっ」
「ダメだっ」
便意の波が激しく、頻繁に襲いかかる。
「あぁ、もうっ、もうでちゃうっ、あっ、はっ」
「しょうがねえなぁ、じゃあ栓をしてやるよ」
傍らからアナル栓を取り出し、菊門に挿入する。ポンプを何度か押すと門の中で風船が膨らみ抜けなくなった。
「いやぁっ、あうっ、いやっ、いやっ」
(もっ、もうだめっ、でちゃう、でちゃうわっ)
もう限界と、締めていた筋肉を開放しようとするのだが、今度は栓が邪魔で悪魔のような液体は体外に出ない。
「ん〜っ、あっ、お願いっ、出させてっ、お願いっ」
体中、冷や汗で濡れている。
「ふふふっ、そろそろ限界かな。いいだろう、これはお前が素直に従うための修行だからな。ちゃんとお願いするんだ」
「あ〜っ、お願いっ、お願いしますっ、トイレにっ、トイレに連れて行ってくださいっ、あうっ、お願いしますっ」
「よしっ、ちょっと待っていろっ」
両手の枷を外し、後ろ手に縄で縛りなおす。そして足枷を外すと、もう立っていられないほど消耗している。
「おっとぉ、しっかりしねぇか」
抱きかかえ、部屋の隅の便器に座らせる。
「さぁ、栓を抜くぜっ」
「ちょっ、ちょっと待って、ここでっ、ここでするのっ?」
「そうさ、恥ずかしがるこたぁねえよ。そんなのは見慣れてるし、これからもずっとそうなるんだ」
「いっ、いやっ、いやよっ、人前でっ、お願いっ、いやっ」
もう答えることなく、無言でポンプで空気を抜く。そしてわかっているかのように水を流す。同時に圧力に負けた菊門は栓を噴出し、成美を苦しめた液体を勢いよく排泄した。
「ああ〜っ、あーっ、いやーっ、んん〜っ、んん〜っ」
「あぁっ、はっ、はっ、んっ」
最後まで搾りきった菊門はヒクヒクと痙攣していた。
「さぁ、洗ってやるからこっちへきな」
すぐ隣のシャワーで体を洗われた。動物になったかのような気がして悲しくなった。
「なんだ?泣いているのか?まだまだ序の口だぜ?そのうち上が泣いたら下も泣くように躾けてやるよ、フフフッ」