投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

白百合散る
【熟女/人妻 官能小説】

白百合散るの最初へ 白百合散る 15 白百合散る 17 白百合散るの最後へ

成美と真理子-1

「さぁ、ここが今日からお前達が住むところだぞ」
親の借金を返すため、三年の年季奉公の約束で連れてこられた成美と真理子だった。風采の上がらない老いた運転手と、中年ではあるが比較的小奇麗なスーツ姿の二人の男に連れ出された姉妹は、人手に渡ってしまった自分の家から三十分ほどという近い繁華街のビルの地下に連れてこられた。カビ臭く、ひんやりとした薄暗い通路を通り、頑丈そうな鉄の扉がついた部屋に案内された。
 おびえながら中に入ると、仕切るものもない広い空間で、部屋の中は赤い照明という、なんともいえぬ淫靡な空間だった。天井からは鎖が垂らされ、壁にもところどころ鎖につながった手錠のようなものがついていた。大小のマットがいくつか並べられ、隅には化粧台、シャワー、便器が見えた。おどろくことにそれらを隠すものは何もなかった。
「お嬢ちゃんたち、どうだい?この部屋は」
「あの、ここで私達住むんですか?」
おびえて言葉も出ない真理子のかわりに成美が聞いた。
「そうさ、ここで寝るんだよ。といってもしばらくは眠れないだろうけどな、ハハハッ」
「これじゃあ牢屋みたいじゃないですか?」
「牢屋?何言ってんだい、牢屋のほうがまだましさ。囚人は牢屋で寝ることができるけど、お嬢ちゃんたちは寝る間も与えられず修行するんだからな」
「しゅっ、修行ってなんですか?」
「何も聞いてないのかい?お前さんたちに何があったかは知らないが、ここは男に奉仕する女になるための仕込み部屋なんだよ」
「男に奉仕ですって?そっ、そんなっ」
「ホントに知らないんだな、どんなつもりで来たんだい?」
「まったくキレイな仕事じゃあないとは思っていたわ、キャバレーのホステスとか」
「アハハッ、こりゃあいい、アハハハッ、ハハハッ」
「クッ、とにかく私達そんなことはしません、帰らせてっ」
「そりゃあできない相談だぁ、俺たちはお嬢ちゃんたちをきっちり三ヵ月で仕込むよう依頼されてるんでね」
「そっ、そんなバカなことっ」
「どうせ親か恋人が借金まみれになって売られたんだろう?帰ったらそいつらが困ることになるぜ?」
「クッ」
「さぁ、あきらめて年貢をおさめるんだ、なぁにお嬢ちゃんたちは大事な商品だ。ちっとはつらいかもしれないが傷はつけねぇよ」
「おっと、自己紹介をしなくちゃな。俺はトシ、こっちのじいさまはマツだ。あんたが成美でこっちが真理子だったな」
「よし、ふたりとも服を全部脱ぐんだ」
「なっ、いやよっ、なんでそんなこ」
バシッ
トシの平手打ちが成美の頬をとらえた。
「脱ぐんだっ」
「いっ、いやって言ってるで」
バシッ
「おとなしく言ってるうちに脱いだほうが身のためだぜ、俺様は紳士だからよぉ、傷つけるつもりはないがねぇ、上からは何してもいいって言われてるんだっ」
「いっ、いやよっ」
キッとトシを睨みつけた。
「ほう、いい度胸だ、気の強い女は嫌いじゃないぜ。ただ妹さんはどうかな?」
姉の背中に隠れるようにしていた真理子の腕をつかんで引っ張り出そうとする。
「やめてっ、妹はぶたないでっ」
「あれもいや、これもいやって、わがままが過ぎるんじゃねぇか?おい」
バシッ
「クッ」
「どうするんだ?無理やり脱がせたっていいんだぜ?まずは妹からだな」
「わっ、わかったわ。脱ぐからっ、だからお願いっ、妹にはっ」
「クククッ、最初っからそう言やあ痛いおもいをしなくてすんだのに。いいかっ、これから俺たちの命令に背くんじゃねえぞ」
あきらめた成美は悔しそうにしながらも身に着けているものを脱いでいった。
「クククッ、そうだ、全部だぞっ、今日から身に着けることができるのは縄だけだっ」
一糸まとわぬ姿になった成美は両腕で胸と股間を必死で隠そうとしていた。
「よしっ、じゃあこっちへこいっ」
部屋の奥の壁の前までいった成美は体を隠していた腕をとられ、壁の手枷に固定された。続いて両足も足枷に繋がれた。
「ほうっ、いい体だ、色も白いしな。こりゃ仕込みがいがあるぜ、なあじいさま?」
マツはにそっと笑い成美の体を上から下まで舐めまわすように見た。
「何する気なの?やめなさいよっ、こんなことっ」
「まだそんな強気でいられるんだな、よしよし、そうゆう女のほうが燃えるぜ。ただ、その前にっと」
真理子の手を引き、近くの椅子に座らせ、手足を縄で固定した。
「やっ、やめなさいっ、妹にはっ」
「お前さんを素直にさせるのに妹は役に立つ。暴れたり逃げようとしないようにしてるだけさ」
「さてとっ、とりあえず最初はじいさまの出番だぜ」
マツはわかっている、というようにうなずいて、のそっと成美の前に立った。
「お嬢ちゃん、じいさまはなぁ、今まで数え切れないほどの女を仕込んだ腕利きの女衒なんだぜ、口数は少ないけどなぁ、どんな女でも堕としちまう。楽しみにしてな。クククッ」
成美は自分が今からどうなってしまうのか、全くの未知の世界に恐怖していた。無言で、油っけのない枯れ木のような手が、瓶のクリームを取り、成美の股間に近づく。それを避けるように腰をずらそうとするが、四肢を固定されていて思うように動けない。ついにその部分に指が触れ、得体の知れないクリームが塗られていく。
「ううっ、なっ、なにするのっ、やめてっ」


白百合散るの最初へ 白百合散る 15 白百合散る 17 白百合散るの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前