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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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心の中に残る人。-5

「おまたせー!」
S L電車の前で待っていた杉山の元に杏奈が現れた。
「お疲れ様です。」
「お疲れ様♪早かったのね?」
「だって時間に遅れると杏奈さんうるさいから。」
「アハハ!良く知ってるね♪」
「そのくせ自分が遅れると俺が来るのが早すぎるんだって逆ギレするし。」
「そうだっけ??まーいーじゃん。行こっ♪」
「はい。」
若菜ほどではないが、膝上10センチのスカート、ノースリーブのニットにジャケット姿がセクシーだ。前に若菜に追及され、杏奈をネタにオナニーをした事があると公言した杉山だが、正直今でもヌけるぐらいいい女だ。結婚していないのが不思議な40歳だ。

居酒屋の暖簾をくぐると、目を閉じ深く息を吸い、幸せそうな顔をした。
「あー、いい匂い♪やっぱ落ち着くぅ♪」
そんな杏奈の姿に気づくマスター。
「おっ!杏奈ちゃんじゃないか!?久しぶり!」
「どうもー♪」
可愛らしくお辞儀をする杏奈。
「後輩君も久々だねー!誰だっけ…、杉下?」
「杉山だよっ!!」
お約束の小島ネタをすると、2人は席についた。
「ビールでいいんだよね?」
「はい♪」
間もなくビールが運ばれて来た。

「じゃ、久々の飲みと、失恋に乾杯♪」
悪戯っぽい笑みを浮かべる杏奈。
「洒落になってないっス…」
そう言いながらグラスをカチンと合わせた杉山だった。

最近どうなのよ?とか、まずは仕事の話から入る杏奈。あの新人が今や公安として成長してる後輩の話を聞くのは嬉しかった。しかし本題は違う。一応いきなり聞くのは悪いかなと思いその話題から入ったが、マギーと別れた理由が早く聞きたい杏奈であった。

「で、どうしてマギーと別れたのよ?あんなにラブラブだったじゃない。私、いつ結婚の報告が聞けるのか楽しみにしてたのに。」
杉山は一瞬の沈黙の後、グラスを一気に飲み干した。杏奈がスッとビールを注ぎなおす。更に一口飲んだ後、杉山は口を開いた。
「この間の夜、何だかムラムラしちゃって、どうしてもヤリたくなっちゃって、久々にデリヘル呼んで、終わった頃、そこへマギーが来ちゃって…。まだ仕事してるって言ってたし、次の日休みになったなんて一言も言ってなかったから、油断してたんです。そうしたらマギーが来て、ベッドにいたデリ嬢見て、怒って帰っちゃって…。それから何度電話してもLINEしても返事がなくて、数日後にようやく繋がった時にはもう好きな人が出来たって言われて…。」
「ター!!馬鹿だねー。どうして我慢しなかったのよ!?マギーは純愛主義だから、浮気とか絶対許せないタイプじゃない。そりゃあ怒るわ。」
杏奈は額に手を当て溜息をついた。


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