後編 (2021/05/31)-9
一連の行為が終わると、
浩平は肩で息をしながら、床に座り込んでしまった。
「浩平くん、
かなり興奮したみたいね。」
美咲が優しく言う。
「は・・・・、はい。」
「浩平くんったら、
私の顔にペニスをくっ付けてたでしょ。
それに・・・、
私の口の中に射精しちゃったわね。」
「せ、先生・・・。
ごめんなさい・・・。
僕、訳が分からなくなっちゃって・・・。」
浩平が申し訳無さそうに謝った。
「浩平くん、いいの。
どうせオナニーするなら、気持ちよくなって欲しいし。
そもそもこれは勉強なんだから、OKよ。」
「あ・・・、はい・・・。」
「もしまた家でオナニーがうまくできなかったら、
遠慮なく言ってね。
いつでも協力するから。」
美咲が微笑む。
「は、はい。
先生、ありがとうございます。」
「さて、と。
ちゃんと録画できてるかしら。」
美咲はスマホを操作し、ノートPC画面で動画を再生した。
「すごいわね・・・。」
美咲は一人呟くと、まだ息を切らせている浩平を横目に、
画面に見入っていった。