前編 (2021/05/31)-8
「浩平くん、
精通できたわね。」
身支度をしている浩平に向かって、
美咲が話しかけた。
「・・・はい。
ありがとうございます。」
浩平が頬を赤らめる。
「どういたしまして、でいいのかしら。
それにしても、浩平くん、
射精はどうだった?
やっぱり、気持ちよかった?」
美咲は気になっていたことを聞いてみた。
「あ・・・、はい。」
「ふーん。
どれくらい?」
「うーん、
なんていうか、とにかく、
これまで感じたことがない気持ちよさでした。」
浩平は真面目な顔をして答えた。
「そっか。
なら良かったわ。」
美咲が微笑む。
「先生・・・。
テキストには、オナニーは何回しても平気って
書いてありましたけど、
そうなんですか?」
浩平が不安そうに聞いてくる。
「ええ、そうよ。
本当。
健康に問題なし。
安心してオナニーしていいのよ。
浩平くん、家に帰ってしてみる?」
「・・・そ、そうですね、
あ、いや、はい。」
浩平の頬がまた赤くなった。
「そっか、了解。
明日、家でしたオナニーの感想聞かせてね。」
美咲はニコッと微笑んだ。