投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

高校狂師
【学園物 官能小説】

高校狂師の最初へ 高校狂師 7 高校狂師 9 高校狂師の最後へ

日常生活の始まりA-1

翌日・・・

高野も三門も昨日同様に出勤する。今日も昨日の延長線上で11時過ぎには生徒たちは下校だ。それぞれの業務をこなしているうちに昼になり生徒たちはいなくなった。

職員室に戻った高野にテニス部の顧問のおばさん教師から声がかかる。
「高野先生、部活の事で引継ぎしたいから午後のどっかで時間取れるかしら?」
「はい、いつでも大丈夫です」
「じゃあ13時になったらでいい?」
「はい!」
「じゃあ13時に相談室で打ち合わせしましょう」
「承知しました!」

13時、相談室へ・・・

部員たちのリストや活動記録簿などを渡され説明を受ける・・・

現在3年生が11人、2年生が13人の24名が在籍している。大会や練習試合も行ってはいるがどの子も趣味の範囲での活動との事だ。指導については大学のテニス部の学生が4名コーチとして登録されていて活動日には交代で指導に来てくれるので技術的な指導はしなくても大丈夫との事だ。活動日は火木土の週3回。合宿は夏と冬にそれぞれ3泊4日で行っているとの事。活動の場には極力いるようにとの事だ。

お目当ての女子高生が24人、コーチの女子大生4名とフレッシュな一年生、一年あれば全員のアンスコや下着が味わえそうだ。あとは可愛い子や凌辱しがいのある大人しそうな子や気の強い子がいるかどうか・・・火曜日が楽しみだ。

今日は三門とはほとんど接点が無いままに夕方になる。職員室へ戻ると三門は机で何か書いていてまだ仕事中のようだ。

「三門先生、お疲れ様です!今日は予定通りで大丈夫ですか?」
「あっ、お疲れ様!うん、大丈夫よ。もう、終わってるから、いつでも」
「ちょうど良かった。今から出れば予約時間ピッタリです!」
「じゃあでましょうか?」
「はい!」

「良いと思った所、少し遠いんですが他に良さそうな所が無くて・・・」
電車で20分ほどの、大きな繁華街の高層ビル40階にある店へと案内する。夜景が良く見えるようガラスに向かって二人で並んで座るタイプの個室。部屋に入るなり
「わぁ!綺麗っ!こんな夜景初めてかもっ!」
目を輝かせる三門。席へ着き、ワインで乾杯する。
「でも担任と副担任の打ち合わせ場所にしてはちょっと雰囲気が良すぎるわね」
「・・・すいません」
「あ、いいのよ。ヘンな意味じゃなくて、良い所ねって言いたかったの」
「由美子先生・・・じゃなくて三門先生とゆっくり打ち合わせがしたくて・・・すいません下の名前で呼んじゃって・・・」

この言葉に明らかに動揺しているのが見て取れる。高野の巧妙な策略に三十路女はどっぷりとはまり込んでしまう事も知らずに・・・

「え、い、いいのよ。生徒たちからも由美子先生って言われてるから・・・」
「じゃあ二人の時は由美子先生って言って良いですか・・・」
目が泳いでいる三門。
「う、うん・・・いいわよ」
「じゃあもう一度、由美子先生に乾杯!」

自分にしっかりと言い聞かせて欲情しないように昨日たっぷりとオナニーしてきたのに・・・最初の10分で高野の術中にはまってしまった。ゆっくり食事をしながらお互いの話に花を咲かせる。時折ガラスに映る三門の目を思わせぶりに見つめる。ワインが進んでいる三門は照れ隠しに・・・
「なーに?」

無言で微笑み返す高野・・・

数回同じようなことを繰り返すうちに三門も何かを欲するような目でお互いに見つめ合う時間が長くなる。そして・・・鏡越しではなくお互いに顔を見合わせ見つめ合う・・・

ここで三門は自身の欲望に対して最後の抵抗を試みる。
「ちょ、ちょっと・・・トイレ・・・行ってくるね」
「はい・・・」
笑みを浮かべて返事をする高野・・・

足早にトイレへと向かう三門。個室へ入り、そのまま腰掛け自問自答する・・・

(由美子・・・完全にキスしようとしてたでしょ。昨日あんなに自制するって誓ったのに。お酒のせいでも何でもない、完全に高野君とキスしたくなってた・・・まだ会って一週間、新卒の先生に手を出すなんて絶対に自制するのよ)
自分に言い聞かせながら立ち上がり、ワンピースを捲り上げ、ストッキングと下着を下ろす。見たくは無かったが嫌でも目に入ってしまうパンティの内側・・・べっとり淫液で汚れている。おしっこをしながらトイレットペーパーで厭らしい液体を拭き取り戻る。

お互いさっきのムードは無かったかの如くワインを飲み、食事をしながら会話する。

3時間が経ち、店を出る。
(そうそう、ちゃんと自制出来たじゃない。あとはのんびり酔いを覚ましながら電車に乗って家に帰るだけ)

40階のエレベーターホールで来るのを待つ。誰もいないエレベーターが来た。乗りこむ瞬間・・・高野が三門の腰に手をまわしてエスコート。乗りこんでもそのままで1階のボタンを押し、動き始める。腰の手はそのままに高野の近くに身体を引き寄せられ・・・
「由美子先生・・・今日は楽しかったです」

ジッと見つめられた三門の心はあっという間に高野の虜になってしまった。自ら高野にしなだれかかり胸板に顔を埋める。

「三上先生の髪の匂いすっごく好きです・・・」
「・・・何にもつけてないよ。安物のシャンプーとリンスだけ・・・」
「じゃあ三上先生の匂いなんですね。すっごくいい匂いです・・・」
「そ、そんなこと・・・恥ずかしい」

そうこうしている間に一階に到着し扉が開く。二人は何事も無かったかのように駅へ向かって歩き出す。

「少し飲みすぎたな・・・」
「そうですか?そんな風に全然見えないですよ」
「あのワイン口当たりがよかったから結構飲んじゃった。明日はきっと二日酔いだな」
「そうしたら僕が看病しますよ・・・そばに寄り添って・・・」
「・・・本気にしちゃうぞ」
「ええ!家まで送りましょうか?」


高校狂師の最初へ 高校狂師 7 高校狂師 9 高校狂師の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前