永遠の片思ぃ-14
すンごく勇気を出して
言ってみたの。
でも‥
返事は来なかった。。。。
でもやっぱり思い出がほしい私は
《プリちょ‐だい》
って言ってみた。
《いいょ。でもいつ？》
《明日とか》
《いいょ。》
《ぢゃぁ図書室に４時ね》
《分かった》
ゃった‐。これって図書室デートだよねぇ。嬉しいっ
そして翌日の放課後、私は１０分も早く図書室に着いちゃった。
「直樹さんマダかな？」
１人で待っていると
「はーい、今日は職員会議なので４時に閉めます。」
「えぇ〜！！？」
私は慌てて直樹さんにメールした。
《職員会議で図書室４時に閉まるって↓》
《まぢで？じゃぁどうする？》
《明日は？》
《明日はオレ無理》
《じゃぁあさって》
《そんなに遅くなるのヤだよ》
ぢゃぁど〜するのよっ
《だって明日ムリなんでしょ？》
《裏の階段は？》
普段あまり人が使わない階段がうちの学校にはあるんだ。
《いま？》
《うん。後で来て》
って言われたの。なんか裏階段なんてえっちぃ。お互いのプリ帳を見せっこする約束もして、鏡でしっかり身だしなみを整えて、
「いざ出陣！！」
緊張の胸を押さえ、階段へと向かった。
「なんだぁ〜、直樹さんまだかぁ」
静まり返った階段。本当にめったに人は利用しない。「まだかな〜。」
と、待っていると
カタカタ
人の足音がした。
━ドキン
「直樹さん。」
小さくうなずく。
「ハィ、プリ。ここから撮って」
私は言った。
うなずく直樹さん。本当に喋んないなぁ〜。緊張してんのかぁ？
そして直樹さんもプリの入った入れ物を差し出してきた。
「何枚？」
「何枚でもいーよ。」
そしてプリをもらい、今度はプリ帳の見せっこ。
「はぃ！でも私変えたばかりだから少ないよ。」
なんかプリ帳とか見せるのはずかし〜い。もっとかわいいカオだったらいいのに。
プリ帳を見ながら、
「この人？和夫の彼女って」
この人目当てでプリ帳見せてもらったんだ。
「うん」
「かわい〜のぉ？？」
ブサイクではないけど決してかわいいとは思えなかった。
なぜこの人を見たかったのか、とぃぅと‥
実は直樹さんが前に好きだった、という人だからだ。顔はそんなでもないけど、中身はすごくよくて天然なおっとりキャラらしい。
《こういうタイプは好かれるんだよなぁ》