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野犬狩り
【鬼畜 官能小説】

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野犬狩り-2

「俺、前からそうじゃないかと思ってたんだよねえ。だって祥子先生、なんだか無駄にエロいだろ? 歩くときもこう、オッパイをゆっさゆっさと揺すってさ」
「あの先生、いっつもケツ振って歩くよな!」
 視界を塞がれて周りを見回せない祥子先生は、あちらこちらから聞こえてくる意地悪な言葉に身を震わせます。
(そ、そんなこと……していないっ! するわけ、ない……のにぃっ!)
 あまりの恥辱に目が回りますが、しかし――心の隅では「もしかして」とも思います。
 ひょっとしたら、自分が気づいていないだけで、周りの人たちからはそう見えていたのかも――。
 保健所のオジサンたちに目をつけられたのも、そのせいだったかもしれません。
 捕えられた瞬間であれば「絶対にそんなことない」と自信を持って言えたのですが、変態だと決めつけられ、抗議はいっさい聞き入れてもらえず、躊躇なく殴られ蹴られぶちのめされて、自信は大きく揺らぎました。
 そしてそこに、生徒たちの言葉。
「元グラドルだから仕方ないと思っていたけど、そうか、やっぱ変態だったか」
「なんかもう、見るからにヤリマンぽかったもんな」
 祥子先生本人がどれほど「違う」と言い張っても、傍目にそう見えていたのだとしたらどうしようもありません。
 部活動をしていた生徒たちは、もちろん男子だけでなく――。
「見てよ、あの乳首! エッチな色!」
「アソコの毛も、生え具合がなんかいやらしいわね」
 女子たちのトゲトゲとした言葉も羞じらう全裸女教師を責め立てます。
「学園に、なにしに来てたのかしら? ひょっとして、男漁り?」
「男子を誑かすためじゃない? もう何人か逆レイプされていたりして……」
「やだぁ、不潔ぅっ! 気持ち悪いわね、変態って!」
 闇の奥から聞こえてくる生徒たちの心ない声に、ただただ打ちのめされるばかりの全裸美人女教師。
(違うのに……違うのにぃ……私は、本当は……変態なんかじゃない……のにぃ……)
 恐怖に負けて認めてしまいましたが、もちろん本心ではありません。
 いやらしい気持ちなど微塵もなく、生徒たちの手本になるようにと何事にも一生懸命頑張っていた、真面目で一途な女教師です。傍目にどう見えていようと、祥子先生自身はいまもなお、自分は変態などではないと確信しています。
 しかし――細いうなじに巻かれた紅革の首輪は、牝畜の証。
 牝畜とは家畜化された女性のことで、変態女が就ける唯一の職業です。
 もちろん、家畜は動物ですから人権はありません。
 だから――。
「見て見て! 揺れてるオッパイ撮っちゃった!」
「あはは、何ソレ、オッパイしか映ってないじゃない!」
 ケータイを手にした生徒たちはニヤニヤと笑み崩れながら、祥子先生の裸体を思う存分撮りまくります。頭陀袋の中、ボールギャグを噛ませられてくぐもった呻き声を漏らしている全裸女教師が、耐え難い恥辱にシクシクシクシク泣いていることなどだれも気にしません。牝畜は人間ではないのですから、どれほど辱めても心は痛まないのです。
 また、牝畜は基本的には性欲処理用愛玩動物ですが、元は卑しく浅ましく穢らわしい変態女なので、殴ったり蹴ったり打ったり絞めたりしても構いませんし、意図の有無に関係なく壊したり潰したりしても罪に問われません。
 もう、祥子先生がなにを考えていても、どんなことを言い張っても、だれにも聞いてもらえません。そればかりか、卑しく浅ましい性欲処理用愛玩動物の分際で人間様に楯突く気かと、オシオキされてしまいます。
 口先だけとはいえ、自分は変態だと認めた瞬間、祥子先生の人生は終わりました。
 あとはもう、慰み物として怯え恥じらいながら生きていくしかないのです。
 そんなわけで――。
「困りますなあ、桜木先生。うちは県立ではありますが、市内でもっとも歴史のある学園なんですよ。貴女のような変態が紛れ込んで良い場所ではないんです! 分を弁えなさい、この……変態ッ!」
 でっぷり太った校長先生が、足元に土下座している裸の美人女教師の頭をグリッグリッと踏み躙りながら、粘着く口調で詰ります。


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