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真奈美の性春
【学園物 官能小説】

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家族旅行での出来事 5-8

「ボクは真奈美と、その征爾さんという人から教えられたんだよ。
 自分の殻を破って、その幅というか、可能性というか、
 そういうものを拡げていくべきだということを。
 そしてボクも実際に、妻の前で征爾さんの奥さんを抱き、
 征爾さんの娘さんたち、つまり敏明君のお姉さんたちを抱き、
 真奈美を抱き、
 心の底からそう思えるようになった。
 妻も……香澄も、ボクの目の前でその征爾さんに抱かれた。
 真奈美の彼である敏明君にも、敏明君のお姉さんの婚約者とも身体を重ねた。
 その体験があるから、今もこうして君たち兄妹とこうしているわけさ。」

「ああ。おじ様。
 わたしも、真央も、もっと自分を、自分の可能性を、広げていきたい。
 ああ、もっと、もっと強く、強く、叩いて。下から突き上げて。
 真央を、新しい真央に変えて。」

「真央ちゃん。隣の部屋のお兄さんに筒抜けだよ。」
「ああ。お兄ちゃんにも聞いて欲しいの。
 おじ様。お兄ちゃんにも聞こえるように、もっと強く叩いて。
 真央の、真央のオッパイ、ううん。お尻も、一杯、一杯叩いて。」

真央は夢中で腰を激しくペニスに打ち付けながら、
身体全体を前後左右に揺すっている。
雅和はその真央の身体のあらゆるところに平手打ちをし続けた。

「キャッ、こ、こんな……。
 あ、い、いい。いっちゃう、いっちゃ……う……。」
真央は硬直し、ガクガクと身体を痙攣させ、雅和の胸に倒れこんだ。
荒い息をしながら深い絶頂を味わっている真央の身体を雅和は抱きしめた。


「真央ちゃん。大丈夫かな?」
「あぁ……。死ぬかと……死んじゃうかと思いました。
 死んじゃうくらい、よかった……。」
「新しい自分が見つかったかい?」
「ええ。でも、まだまだこれからです。」
「いいね。その貪欲さ。」
「だって、今、おじ様の話聞いて、
 今までの真奈美ちゃんの話してたことや、やってること見てたら、
 ああ、真奈美ちゃんって、ほんとに、その通りの女の子なんだなって思えてきて……。 
 確かにおじ様のおっしゃる通りの子なんだなって思いました。」

真央を抱き寄せ、その濡れた髪を撫ぜながら雅和は言った。
「真奈美は最初からそういう子だった。
 確かに征爾さんに言われたことは、真奈美にも大きな影響を与えたと思う。
 でも、真奈美は、最初からああだったような気がするんだ。」
「真奈美ちゃん自身に、罪悪感や制限とかはないんですか?」
「あの子は、実は脳腫瘍があってね。
 そのために、知的な部分に遅れがある。
 でも、それが幸いしているのかどうなのか……。
 真奈美には何の制限もなければ限界もないんだ。
 彼女はありとあらゆることから自由な存在なのかも知れない。
 そもそも、制限とか限界とかを決めるのは本人だからね。
 真奈美には残念ながらというべきか、幸い、というべきか、その判断力はない。」

「それはセックスに限ったことなんですか?」
「思考すべて、そして行動の全て、と言っていいかもしれないね。
 真奈美に関しては、セックスに限らず、真奈美の個性を大切にしてきた。
 ただ、その人間の個性が一番現れるのがセックスだからね。
 結果的には、真奈美のセックスに対する考え方や行動が、
 真奈美そのものといってもいいのかもしれない。
 セックスに嘘はつけないものさ。」

「セックスに嘘はつけない?」
「ああ。君のお兄さんの、いく時の声で相手を選ぶ、
 というのだって恐らくそういうことだろう。
 真央ちゃんは、わたしは違う、というかもしれないけれど、
 やっぱり絶頂の瞬間は、ウソはつけないものさ。」
「絶頂の瞬間……。」
「ああ。いくふりをすることはできる。
 でも、本当に最高の絶頂を迎えたら、いかないふりの演技なんてできないだろ?」
「そうかもしれません。」
「最高のふりをすることはできても、
 本当の最高を迎えた時に、ウソはつけないっていうことさ。」
「演技どころじゃなくなる……。」
「ああ。そこまで本当に最高なら、ね。」

「真央ちゃんも、お父さんに、最高の絶頂を味わわせてあげればいい。
 そうすれば、君たちのお父さんだって、ウソをつくことはできないさ。
 必ず君たちの関係をお父様が理解してくれるはずだ。 
 そうすればきっとすべてがうまくいく。
 そのためには、お父さんを巻き込むことだ。」

「お父さんを巻き込む?」
「ああ。目の前で起きている現実を否定できるほどの理性の持ち主なら別だが……。
 男女を問わず、本能的な反応は誰にでも起きる。違うかな?」
「いえ。そうだと思います。」
「お父さんにとって一番衝撃的で、そして一番刺激的な場面。
 それはどんな場面だと思う?」
「衝撃的で、刺激的な場面?
 ちょっと見当がつきません。
 あの……。おじ様。教えていただけないでしょうか。」

「さあ。ボクには全く見当もつかないな。
 答えはお兄さんと一緒に探すといい。
 お父さんのことを一番知っているのは君たち兄妹だろ?」
「わかりました。お兄ちゃんとよく相談して……。
 わかったらすぐにおじ様にお知らせします。」
「ボクに答えを教えてくれる必要はないよ。
 答えがわかったら実行あるのみ。
 もしも良い結果が出たら、お父さんと一緒に会おう。
 その時にはこの旅館のこの部屋で。
 ボクは君のお父さんの目の前で君を抱かせてもらうよ。」

真央は笑顔になって頷くと、仰向けになって、脚を大きく開いた。
そして雅和を迎えようと、両手を広げて差し出した。
雅和は真央に覆いかぶさり、真央の膝を抱え、そのまま一気に挿入した。


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