妻を奪われた-5
二人はベッドの中で寄り添いながら見つめあっていた。二人は、あきらの存在がないように思える。あきらは、気まずくなりバスルームに入りシャワーを浴びた。
しばらくしてシャワーを終え、出てくると二人はゆっくりと、起き上がった。
あきらと入れ替わりに二人がバスルームに向かって歩き出した。さえは、疲れはてたのか、少しふらつき鈴木に抱きつきながらバスルームに入った。しばらくしてもでてこないので、あきらは、バスルームに向かった。
そこには、鈴木の肉棒をいとおしそうにしゃぶっているさえの姿があった。
鈴木は、さえの髪を優しく撫でていた。
「さえ、私の肉棒がホントに好きだね。
嬉しいよ」
頷きながらいやらしい音をたてながらしゃぶり続けていた。
「今度会ったときは、もっといっぱい気持ちよくしてあげるよ。たくさんの男にかこまれながらねぇ」
「はぃっ。ぶちゅぶちょぶちゅ。
グシュグシュ」
「最後は口で気持ちよくしてね。口の中にだしてあげるからしっかりと味わうんだよ」
「クチュクチュ」
さえは、唾液を垂らしながら、上目遣いで鈴木を見ながら、ゆっくりと頭を前後に動かしている。
15分くらいだろうか、さえは、鈴木の肉棒をしゃぶっていた。
「そろそろいきそうだよ。気持ちいいよ。
私の精子がほしいんだろ」
さえは、頷き動きを早めた。
「あー。いいよ。そうだよ。いいよ。
気持ちいいよ」
「こぷこぷっ。ぢゅぢゅッ。
こぷこぷっ。ぢゅぢゅッ」
「もうでそうだよ」
「こぷこぷっ。ぢゅぢゅッ。
こぷこぷっ。ぢゅぢゅッ」
「いくよっ。」
鈴木は、喉の奥をめがけて一突きして、そのまま精子を放出した。二、三回小刻みに震えていた。
さえは鈴木の精子を全て吸出し、飲み込んだ。
二人は甘いきすをした。
あきらは、扉をゆっくりと閉め椅子に座った。
しばらくすると二人が出てきた。さえは、自然と鈴木の横に座っていた。三人とも身支度をしていた。
「あきらさん今日は、ありがとうございました」
「こちらこそありがとうございました」
あきらは、鈴木の口調がもとのように優しくなっているのに気付いた。セックスの時とは、違って優しい鈴木に戻っていた。
「そろそろ出ましょうか?」と鈴木が切り出した。
「そうですね」
そう答えると三人は出口に向かった。
ホテルを出たところで
「あきらさん、今日はありがとうございました」
「ありがとうございました。鈴木さん」
といい、あきらたちとは、別方向に鈴木は、歩き出した。