ある夫婦の始まり-4
あきらは、息子を妊娠してからずっと考えていることがあった。妻のさえには、話せないで妄想が膨らんでいく日々を過ごしていた。
それは、あきらのコンプレックスである短小の棒のことである。自分のよりはるかに大きな肉棒がさえの中に入るとどうなるのか見たくなってきた。いわゆる寝とられである。
浮気は絶対にしてほしくないが、自分の目の前でなら、他人とセックスをしてほしい。乱れて、感じて、逝かされる姿がみたい。
そう思うのは、さえとのセックスで、今までの彼女達とは、違う違和感を感じる場面があったからである。
それは、キスをするだけで、愛液が漏れそうなくらいになること。
洗っていない棒でも平気でなめること。あきらは、包茎のため1日経つとかなりの匂いを放つようになっているのだが、平気で舐める。
そして、口内で、射精をした時に精液を美味しそうに飲み干すこと。
アナルをさわろうとすると、激しく嫌がること。
そういうところが今までの彼女達と違う違和感を感じるようになった。
あきらは、色々考えてみたが、さえには何か過去があるのではないか。セックスについても
色々な経験したことがあるのではないか。
そう思うようになると、自分とのセックスでは、見ることができない本当の姿があるのではないかと思い、それが寝とられ性癖に繋がっていった。
いつもネットで、寝とられ関連のサイトを見ることが日課になっていた。
掲示板に書き込み相談するようにもなり、ある男性と、会うようになった。