前哨戦は公園露出-3
その後も翔は勃起を、そして彩花は疼きを鎮める努力をしつつ、授業、そしてクラブ活動を何とか終えると、約束どおり校門で待ち合わせた。
手を繋いで恋人気分を味わいながら帰り道を楽しんだが、家に近づくに連れて翔の前屈み具合は益々酷くなっていった。
もう彩花の脳裏には【清楚】の文字は微塵もなかった。辺りを見渡し、視線が無いことを確認した彩花は、翔の股間に手を伸ばした。
「うふふ、元気いっぱいね」
頼もしい固さにうっとりとした彩花がつぶやいた。
「そんなに擦るなよ。出るだろ」
「あら大変、だったらここの公園でヌイてく?オナニー見せながらお口でしてあげるよ」
樹木が多く、道路から視線を遮る恋人たちの憩いの場所を彩花は示した。
「ホントは、彩花が早くオナニーしたいだけだろ」
「うふふ、わかる?初めからそのつもりで下着を脱いできたのよ。びちょびちょだったし」
「マジ?」
「本当よ、ほら」
素早く辺りを見渡した彩花は、スカートを捲り上げて、今の状態を見せた。
初めての露出。凄く興奮はしたが、それでも彩花は少し物足らなさを覚えた。その理由は自分でもわかっていた。
「ああん、せっかくの初露出なのに、これだったらモロスジが見えないよね」
薄いといっても、立ったままのスカートの影で、陰毛越しに卑猥な部分は、見せることができない。彩花は陰毛を摘まみながら、露出デビューまでに、母親たちのようにパイパンにしてなかったことを悔やんでいた。
しかし、彩花の嘆きとは別に翔は気が気じゃなかった。男はこんなときに女ほど大胆になれないものだ。
「バ、バカ、こんなとこで出すなよ。ほら、入るぞ」
翔は彩花の手を掴んで公園の中に入った。が、その直後、翔は視線が捉えたものに驚愕した。
「ど、どうして居るんだよ!」
「『どうして』って、勿体ないからでしょ。どうせ、学校でも無駄撃ちしたんじゃないの?」
卑猥な笑みを浮かべた翔の母親、春奈が答えた。
「だからこれ以上の無駄撃ちを止めようと思って待ち伏せしたのよ。彩花の口じゃなくて、今夜、ここに出して欲しいのぉ」
その横で彩花の母親、智美が短いスカートを捲り上げた。智美も彩花と同じくノーパンだったが、母娘の違いは、その股間が遠目にもくっきりと割れているのが見えることだった。
智美は自分の卑猥な部分を印象付けようとして、腰を前に突き出すと両手を添えて割れ目を開いた。
「翔くん、見て」
今夜の翔との乱交は、順番から言って、彩花、春奈、智美になるはずだ。さすがに1回り目は智美にもあるはずだが、2回り目は微妙だと思っていたのだ。
「ああん、翔くんもっと見てぇ〜。ああん、ああん」
智美はさらなるアピールのため、立ったままオナニーを始めた。
翔は智美の願いを叶えるために、智美の前に屈むと、その股間に顔を近づけた。
「ああん、嬉しい♪」
そんな智美を無視して、春奈が呆気に取られる彩花を軽く睨んだ。