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[姦獣共の戯れ]
【鬼畜 官能小説】

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砕かれた拳-1



(ど、どこまで連れてくつもり…?)


箱バンに押し込まれたかずさは、毛布で簀巻き状態にされ、楽しそうに談笑している男共の足元に転がされていた。


『おいおい、スタンガンの効き目が切れてきてねえかあ?』

「はぐぐぐッ!?……かは…ッ」

『かずさ先輩よぉ、あと少しで会わせてやっから大人しくしてな?聞いてんのかよ、ああ?』


再び電撃を喰らわされ、毛布の上から踏まれる屈辱……恐怖感から時間の経過がよく分からず、かずさには一時間とも二時間とも感じられていた。


(……止まった…!)


箱バンの揺れが収まり、スライドドアが開いた音が聞こえてきた。
それと同時に抱えられたかずさは、物も同然に運び出されてしまった。


『おいクソブタぁ、オマエの大好きなかずさ先輩を連れてきたぜぇ』

『なにが「束になっても敵わない」だよ。ちょっと目潰ししたら手も足も出なかったぜ?』


毛布を取り払われたかずさの目に、由芽の姿が飛び込んできた。
両腕を真っ直ぐに伸ばして宙に浮く由芽は、紺色のスクール水着の上に白のセーラー服の上着を羽織っていた。
セーラー服の両袖の中を貫通する鉄パイプが両腕の自由を奪い、且つその両端には金具と鎖が繋がれており、由芽を宙吊りにする器具の役割りまでも担っている。
そして太腿と足首にも枷と鎖が繋がれて、無様なまでに股間は開かれていた。


「うあッ…か、かずさ先輩ッ…ズズッ…わたッ…私のせいで……ゆるしッ…うぅ…許して…ッ」


無関係のかずさまで巻き込んでしまったという呵責に打ち拉がれる由芽の表情は悲壮感に崩れ、絞り出すように大粒の涙が頬から顎へと流れ落ちる。


『オマエにゃ感謝してるぜ?なんたってコアなファンがいた奥村かずさの知り合いだったんだからなあ?』

『ヒヒッ!早いとこベッドに設置しようぜ。仮にも最強の美少女空手家≠セったんだからなあ』

「ッッッ!?」

男共に抱え上げられたかずさは、その悍ましき物に戦慄を覚えた。
まるで背もたれを倒した車のシートのような形をしたベッドは、座面の両隅から水牛の角のように湾曲した鉄パイプを斜め前方に生やしていた。
その先端と中ほどには丸口の金具が溶接されており、その用途を想像するに、今の由芽と同じように拘束する為のものであるのは疑いようがなかった。


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