再会した肉体-5
さやかは四つん這いになって、豊の突進に少し肉の付いた大人の尻を揺らしている。コンドームは付けていない。初めて豊に犯されたときに誤って中に出されたが、それからは気を付けて何事も起きなかった。さやかは豊とするときは生身でつながっていたいと望んだ。豊とは壁は作りたくない。いつもありのままで愛し合いたかった。
豊は一度さやかと離れて、後ろに膝立ちして尻を開かせてアナルを舐めた。
「ちょっと、そこはダメって…もう」
「好きになってるかなって」
「お尻は嫌なの」
さやかは振り向いて、豊の性器にしゃぶりつく。
初めて自分が食らった高校生の豊のモノと変わらない。大きくて、固くて、全然衰えていない。
じゅるじゅるじゅる…。
さやかが音を立てて吸い付いていくと、モノと唇の間からどろどろと白濁した液体が流れ出て、白い太股や布団の上にぽとぽとと落ちた。
「もう入れる?」
「うん」
さやかは脚を開いて、仰向けに寝て豊を招く。
一つになって、豊が両手をついて腰を激しく揺さぶる。
豊がゆっくりさやかの体に重なり、抱き合いながら一緒に震動する。
豊の我慢が限界に達して、飛び散った精子がさやかの腹や陰部に浴びせられる。
「東京に来ない?」
「行ってどうするの」
「近くに住めばいつでも会えるし、何か困ったことがあったら助け合えるし」
「またお姉ちゃんに可愛がって欲しいだけでしょ」
「それが一番大事じゃん」
「奥さんどうするの。仲良いんでしょ」
豊は会話に間を置いた。さやかも豊の真意を覗くように見つめる。二人は素っ裸で布団にくるまりながら、身を寄せて手を握り合っている。
「上手くやるよ」
豊はそう言って微笑みかけ、起き上がってさやかにキスをしてから電気を消す。
暗闇で小さく、
「東京行こうかな」
というさやかの声が鳴った。