思うことを吐露し合う-5
「あとでフェラはしてあげるわ。約束だし。でも、ここじゃできないよ？・・・おうちでも、難しいわね？アナルセックスはさ。遥香もお母さんもいるもの」
じゃあ、どこで？と聞き返そうとした僕に、芳恵が遮るように言う。
「それで？続きはどうなったの？」
彼女の手が僕の亀頭を包んだ。
「夫人に四つん這いになってもらったんだ。それで彼女の豊満なお尻目掛けて・・・挿入したんだ」
「へえ？久しぶりのアナルセックスなのに、すっ、と入った？あ、そうか、先にあなたのオチンチン、挿入していたからね」
やはり芳恵はお尻の穴が開発済み、というのは本当のことだろう。まるであのホテルの一室に、芳恵もいて、僕と夫人のセックスを見ていたかのように言う。
「う、うん。す、すぐには入らなかったんだ。お尻はすぐ締まっちゃうからね」
「そ、そうだった・・・、いえ、そうよね・・・」
彼女はやや慌てて言い直した。
「それでも挿入できたんだよ？ついに。そのあとは・・・気持ち良すぎてよく覚えてないの。夫人のお尻の奥に当たると気持ちいいし、夫人もそれで果てちゃったんだ。締め付けがすごく気持ちよくて、夫人がイッたあと、僕も射精しちゃった」
「ナカダシ、っていうやつね？瑠璃子夫人、良かったわね！とうとう彼女の思い通りに、アナタに射精してもらったんだもの」
芳恵は夫人の歓びをまるで我が物のように喜んでいた。彼女は助手席の上、お尻をもじもじと振っている。きっと芳恵も、自分がアナルセックスをして、僕が彼女の中で発射した様を想像しているんだろう。
思い出して校風している僕のペニスを、芳恵は約束した通りに口に含んでくれた。彼女の舌も、いつもよりも縦横に動く。芳恵もまた興奮しているのだろう。
そして僕は吸われてすぐ、堪えようもないまま敢え無く発射した。芳恵は僕の白濁をすっかり呑み込み、残滓を啜り、最後に舌で清めると、ハンカチで包んで拭ってくれた。
「おいしかったぁ」
と嬉しそうに言い、僕の陰茎を下着とスラックスの中にしまってくれた。