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任務中なのに〜アパート張り込み編〜
【レイプ 官能小説】

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盗聴器-4

櫻井は出し終わるとチンポの中の精液を吸い出している悠子に、

『そのヘッドホンは、持ち運び出来るのか?』

と聞く。悠子は櫻井のチンポを掴みながら、

『ええ、出来るわ。』
『張り込み用の物だし、完全防水よ。』

と答えると櫻井は悠子に、

『浴室に行くぞ!』

と言うと悠子を連れ走る様に浴室に向かう。悠子の上の服を脱ぐのを手伝い素っ裸にし、悠子にクレンジングオイルを渡し化粧を落とす様に言う。

櫻井は悠子の体をシャワーして特にマンコを流す、それから悠子の体を拭いてやる。悠子が服を着るのを手伝い、化粧をしろと言う。

悠子が化粧してると櫻井は窓を半分くらい開け換気しながら消臭スプレーをしている。悠子はその様子を微笑みながら見て、

【櫻井の方が関係がバレない様に必死だわ。】
【私の為にしているのかな?】
【櫻井は私を虐めながらも優しい。】

と矛盾だと解りながらそう思った。


暫く経ち悠子は時計を見てスマホを取り出し電話する、
 
『篠山です。大丈夫の様です。侵入や盗聴器に気付いた様子は有りません。』
『各監視対象に何か動きは無いでしょうか?』
『ええ、大丈夫ですか。』
『強制捜査待機は解除、通常の張り込み監視に戻ると言う事で良いんじゃ無いでしょうか。』
『了解です。そうします。』

と通話を終えインカムに、

『篠山から全員へ、待機解除します。』
『山田君以外は本部に戻って下さい。』
『みんな、食事休憩取ってね。山田君も食事してから交代して。』

と言うと捜査官達から、

『了解です。』
『本部に戻ります。』

などと返事がある。山田が、

『主任、ここから少し離れた所に美味しい店が有るんですけど、行って良いですか?時間が掛かるかも知れません。』

と聞いてくる。悠子は笑いながら、

『山田君、時間に余裕持って食事して大丈夫よ。ゆっくりで良いから。』

と返す。山田が、

『ありがとうございます!』

と即答する。悠子が微笑んでいると、

『チン』

と電子レンジの音がして、櫻井が弁当を取り出しガラステーブルに置くと悠子に、

『コンビニ弁当だが、どうだ?』

と勧める。悠子は、

『頂くわ、お腹空いてるので。』

と言うと櫻井は頷きもう一個の弁当を電子レンジに入れる。悠子は、

【櫻井に対して遠慮が無くなって来ている。】
【私、櫻井を身内みたいに思っているのかしら。】

と考えながら弁当の包装を剥がしていく。悠子は、

【知らない人が私達見たら、食事を作らないズボラな妻と仕方なくコンビニに弁当を買いに行く夫って風に見えるのかも。】

と可笑しくなる。櫻井が、

『何か可笑しな事が有ったのか?』

と訝し気に聞く。悠子は慌て気味に、

『何でも無いわ。』

と誤魔化した。櫻井は、

『チン』

と電子レンジの音がすると、弁当を取り出し悠子と向かい合って食べ始める。

少しして櫻井が、立ち上がり冷蔵庫から冷えたお茶のペットボトルを取り出し、コップ二つと一緒にガラステーブルに置く。

櫻井がコップ二つにペットボトルのお茶を注ぎ一つを悠子の前に置く。悠子がコップを取り上げ、

『ありがとう。』

と言って飲む。櫻井もコップのお茶を飲むとすぐになくなり。また、コップに注ぎ足し、悠子のコップにも注ぐ。

悠子は会釈で返すが櫻井は無反応だ。悠子は、意外にこの雰囲気は居心地が良いと思った。

山田が本当にゆっくりと1時間後にやって来た。山田が、また四畳半の張り込み部屋にハンディカムの三脚と盗聴器録音機器をコードを繋ぎ直して置く。

その間、悠子が目視とヘッドホンで監視任務を行う。機器の設置が終わると山田に車のキーを貰い、櫻井に他人行儀な挨拶をして帰った。

捜査課に戻ると緒方達が待っていた。他の捜査官達は、張り込み前なので帰る様に言っていたのだが残っている。

悠子が、

『お疲れ様。』

と挨拶すると部下達も口々に、

『お疲れ様です。』

と挨拶する。緒方が早速、

『お話が有るのですが。』
『先ほどの任務中に撮ったホワイトボードの写真の件です。』

と言ってくる。悠子が頷き、

『その前に私からみんなに謝罪したいの。』
『盗聴器設置の時、櫻井さんに外出して貰うべきだったわ。』
『櫻井さんは、隣の部屋から私達の会話を聞いて事態を知ると勝手に動いた。』
『結果的には良かったけど、一歩間違えば任務自体が失敗する可能性もあった。』
『そして何より一民間人である櫻井さんを危険に晒した。』
『みんな心配したでしょう。私の判断ミスだったわ、本当に申し訳ない。』

と頭を下げ謝罪した。部下達は恐縮し、困った表情になる。緒方が、

『櫻井さんがあの様な行動に出るとは予想も出来ませんし、不可抗力ですよ。』

と言うと瀬戸も頷きながら、

『普通の人は、逆に関わろうとしません。櫻井さんが例外なんです。』

と言ってくる。他の捜査官達も、

『そうですよ。』
『想定外の事です。』

と同意する。悠子は頷きながら部下達を見廻し、

『そうね、確かに殆ど無い稀なケースだけども、こう言う人もいる事を念頭に張り込み任務をして行きましょう。』

と言うとみんな頷く。緒方が、

『アジトの男と櫻井さん、どの程度親しいんですか?聞かれましたか?』

と聞いてくる。悠子は頷き、

『ええ、アジトの男が物を落とした時に教えた事があり、それがきっかけで会釈する程度だと言ってた。』
『櫻井さんもあのコンビニで良く立ち読みするらしいわ。』

と櫻井から聞いた事を伝える。


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