お江戸のお色気話・その9-3
若く白い肌を桃色に染め娘は恥ずかしそうにしながらも、
ずっと金吉の目を見つめていた。
澄んだような美しい瞳で見つめられると、
金吉は今この娘と交わっている自分が信じられなく嬉しかった。
今までは金吉を相手にした女達はオカメ顔の女や、
女中等、下働きの冴えない女達だったからだ。
それが今、自分が相手をしている元武家の娘。
美しく可愛くて、陶器のようにすべすべとした白い肌と乳房。
その娘と交わっている自分。
「なあ、悪いが少し俺の頬をつねってくれないか、
これが本当かどうか、夢を見ているようなんだよ」
「あ、はい、承知いたしました」
そう言って娘は笑いながら、金吉の頬を指でつまんだ。
「いてて!」
「あっ! ごめんなさい痛かったですか?」
「痛かったよ、そんな強くしなくても、でもこれは夢でなくてよかった」
「はい、あっあっ……」
金吉は、娘が急に変な聲をだしたので驚いた。
「ど、どうしたい、あかね、さんだったね」
「は、はい、金吉さんが身体を動かすたびに、
私の身体の中で変な気持ちになってきました」
「変な気持ちとは?」
「はい、何か身体の芯からじわじわとくるような、そんな感じです」
「そうかい」
「はい」
金吉と娘のあかねが交わっている中で、
その金吉の背後からぴったりと艶かしい裸身をすり寄せている母親が言った。
「あかね、それが殿方と交わったときに感じる女の幸せなのですよ」
「あん、はいぃ、お母様、これが女の幸せなのですね、
あかねは嬉しいです。初めて女の幸せを感じました」
「よかったわね、あかね。
金吉さんにもっと突いてもらって女の幸せを感じなさい、
金吉さん、もっと娘を突いてあげてくださいな」
母と娘の会話を聞いていた金吉はよしきたとばかりに言った。
「わかった、あっしも気持ちよくなってきたよ、あかねさん、いくよ!」
「はい、お願いします」
二人のやりとりを聞いていた母親は
「金吉さん、上り詰めたら娘の中には出さないでくださいね、
娘にはまだ稚児が心配で。その時には娘から抜いて私の中に……」
「がってん承知のすけさ、そのときにはあんたの穴の中に入れるよ」
「はい、お願いします。では娘を……」
「よしきた、任しておいてくんな」
そういうと金吉は娘の上に覆い被さり唇を重ねながら、
さらに腰を密著させぐいぐいとマラを娘の中に押し込んでいった。
娘の舌を吸いながら、
桃のような柔らかい乳房を揉みながら腰を突き上げていた。
「ああ、お母様、淒いです、
身体中がしびれて天に昇るような気持ちになってきました」
「そうですよ、もっと感じなさい、あかね、女の喜びを」
「はいぃ、お母様」
そう言いながら、
母親は金吉のマラを娘の膣に上手く入れるように手を陰嚢に添えていた。
それから左手を金吉の背中を撫でながら、右手は自分の急所を弄っていた。
その顔は微笑み、恍惚で喜びに満ちていた。