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小松原常務の道楽3
【OL/お姉さん 官能小説】

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女子会-1

<小松原常務の道楽2からの続き>


ヨーロッパから戻った真紀子は、通常の勤務に戻った。
その週の日曜日、久しぶりに昔の同僚たちと、女子会をやることになった。

以前は、誘われてもなかなか参加しなかった真紀子だが、今はちょっと自分に自信が持てるようになったせいか、参加してみることにした。

自分が仕える常務に、セックスのたびに、「綺麗だよ」とか「スタイルがいいね」と、言われ続ければ、ちょっとは自分に自信も出てくる。

女子会に来たのは、同期入社の真奈美と美紗の2人である。
真奈美は、結婚を前提に付き合っている2歳年上の彼氏がいる。

美紗は、誰もが羨む美貌の持ち主なのだが、彼氏がいるような話は聞いていない。
どこか秘めた部分があり、なかなか本音を語らない。

『まさか、真紀子が参加してくれるとは思わなかった。』
と、真奈美が言う。

続けて、
『何か心境の変化でもあったの? 最近、妙に綺麗になったみたいだし。』
と、美紗が言う。

夕方から居酒屋で始まった女子会は、噂話で盛り上がり、2時間ほどで終了。

3人は、そのまま別の店に向かう。
そこか美紗が知っている、個室のある居酒屋である。

チューハイで乾杯をして、真奈美が切り出す。
『私、彼との結婚は無理かも。』

『え、何かあったの? 浮気?』
『ううん、なんか最近、私に興味がなくなったみたいで。』

だいたい、2次会では、みんな本心を赤裸々に話すようになるものである。

『もう4ケ月以上も、エッチしてないんだよ。』
『それは、ちょっと、、、厳しいよね。』

真奈美も美紗も、エッチなことには興味ないです、みたいな顔をしているけど、こういう話は、もの凄く盛り上がる。

『ねぇ、真紀子は彼氏は?』
と、振られる。

『いないよ。』
と答える。

『でも、エッチはしてるんでしょ?』
と、次の矢が飛んでくる。

『うん、まぁ、適当に、、』
と濁すものの、なかなか矢を払いのけることが出来ない。

以前は、こういう質問が飛んでくるのが鬱陶しかったのだが、今はそうでもない。
ある程度、セックスの経験も積んでいる。

その後、3人は、最近した刺激的なエッチ、という話題で盛り上がった。

真奈美が、
『彼が4ケ月前に、アナルでしたいって言い出して、、、挑戦はしたけど、あまりにも痛かったから断ったの』
と、言う。

続けて、
『そしたら、エッチに誘われなくなった・・』
と真奈美が言う。

美紗は、
『私は、最近、ちょっと3Pに興味がいってるの。』
と、乗ってくる。

『真紀子は、?』

真紀子は何を話そうか、ちょっと考えて、、
『麻縄で縛られて、エッチをする、、とか。』

『え、手をタオルで縛るとかじゃなくて、しっかりロープで?』
『なんて言うかな、亀の甲羅みたいな模様になるように縛るやつ。』

『え〜〜、それ本格的じゃん!』

そんな話題で盛り上がり、女子会はお開きになる。

家に戻って、真紀子は思う。

小松原の秘書として仕えるまでは、男性にモテず、経験もほとんどない自分に、劣等感があった。
でも、今日、女子会で彼女たちと対等に話が出きることが、ちょっと嬉しかった。

もちろん、セックスの経験と人間の優劣は何の関係もない。

でも、落ち着いて、同僚たちと向き合えるようになっている自分に気づいた。


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