敏感なカラダ-9
櫻井は、
『悠子、こちら側を向け!』
と言い、悠子にこちら側を向かせる。
『どこに出されたのか、言え!』
『顔や口じゃ無くても良いぞ。』
と言うと悠子は赤い顔で囁く様に、
『飲みたいです。』
と答える。櫻井が、
『本当に飲みたいのか?』
『無理して飲まなくて良いんだぞ。』
と言うと悠子は少し大きな声で目を閉じ、
『櫻井さんの精液を飲みたいです。』
『櫻井さんのチンポから出る物全て飲みたいの!』
『櫻井さんの精液大好き!毎回飲みたい!櫻井さんのチンポを感じたいの!』
と告白する様に言う。櫻井は、
『口を開けて、待て‼』
と言い、自分でチンポをしごき出す。そして悠子に、
『出すぞ!』
と言うと悠子の大きく開いている口に亀頭の半分位入れ、勢い良く大量の精液を流し込む。悠子は、出し終わるまで待ち飲み干すとチンポをパックリ咥え尿道の中の精液を吸っていく。それから亀頭から玉袋まで舐め廻し、櫻井が止めさせるまで続けていた。
櫻井はぐったりしている悠子に、
『時間が無いぞ。』
と呼び掛け、先ず自分にサッとシャワーして股間をボディソープで洗い流す。悠子を浴室の椅子に座らせ髪を洗わせてる間に櫻井がボディソープで体を洗ってやる。
悠子を抱え、ハンディカムを持ち浴室の外に行くとバス用タオルを悠子に渡し髪を拭かせ、櫻井が悠子の体を拭いてやる。
悠子に髪をドライヤーで乾かせている間に櫻井は服を着て悠子の服を着るのを手伝う。悠子の髪の乾きが甘い為、櫻井が悠子の髪にドライヤーを当て念入りに乾かす。
悠子に髪を整え化粧しろと言うと張り込み部屋に連れていく。悠子は今日一日の疲れが出たのか浴室から出た後からぐったりしていた。そんな様子の悠子に、
『交代は、早目に来るかも知れないぞ。』
『しっかりしろ!髪と化粧をしろ!』
と叱ると悠子は気怠そうにようやくバッグからブラシを取り出し、髪を鋤いていく。それから洗面台の鏡を見ながら化粧を始めると櫻井は頷き、自分の6畳の部屋に戻る。
悠子が身支度を整え張り込み部屋に戻ると、櫻井がハンディカムを持ちやって来て三脚に戻す。悠子は、録画を早送りで確認し頷くとSDカードを交換する。櫻井は悠子の作業が終わると、
『あんたと連絡先を交換したい。』
と言いだす、悠子は、
『何故?』
と聞くと櫻井は、
『そりゃ、あんたとオマンコするのに必要だろう。』
と笑う。悠子が俯いていると、
『スマホを出せ。』
と要求する。悠子が差し出すと櫻井は悠子のスマホから自分のスマホに掛けて番号登録をし悠子に、
『俺は、あんたを"主任さん"で登録した。』
『あんたは"ハタノ"とでもすれば良い、櫻井じゃまずいだろう。』
と言うと悠子は言われた通りにした。櫻井は、
『電話で良いのか?メッセージアプリでも良いぞ。』
と聞くと悠子は、
『アプリが良いわ。』
と返すと2人でお互いを登録する。終わると櫻井は自分の6畳の部屋に戻った。それから浴室周りをモップで拭いたり、消臭スプレーをしたりしている。
櫻井は張り込み部屋の引き戸を閉めながら、
『まだ、ぼぉっとしてるぞ。』
『気合い入れろ!』
と言って自分の部屋に戻る。悠子は、
【誰がぼぉっとさせたのよ。】
【私をこんな状態にしたのは、あなたよ!】
と内心怒りながらも、
【私に復讐するって言っていたのに、自分との関係を隠そうとしている。】
【逆にバラせば既婚者の私は困った事になるし、捜査協力者と関係が明る見になれば私は処分されるのにそうしない。】
【あられの無い私の姿を他の捜査官に見せれば、私は恥ずかしい思いをして立場も無くなるのに逆に守ろうとしている。】
悠子は櫻井が自分をどうしたいと思っているのか良く分からなくなった。
交代時間は厳守で5分前に部屋のドアを軽くノックする様に決められていた。交代をスムーズにして他の部屋の住人達の注目にならない様にだった。
交代要員がノックする時にドアの前で室内の捜査官が待機しすぐにドアを開け入れる事も取り決められている。
櫻井がいる時は基本櫻井が対応する。5分前待機はしなくて良いのだが櫻井は進んで行っているみたいだ。
悠子はスマホの時計を見ると交代時間間近だった。ドアが軽くノックされ櫻井がすぐに開けて交代の捜査官を入れる。
交代の要員は、他の捜査課の応援の捜査官だった。顔を見た事がある位で良く知らない。今は、忙しく人が足りないので直前で変更はザラだった。
交代は、山田の予定だったが他のアジトの人の出入りが活発と報告を受け山田に行って貰い応援要請を他の捜査課に求めたのだった。
悠子は交代の捜査官に応援の礼を言い引き継ぎを行う。交代の引き継ぎは簡単に終わった。
悠子の監視任務中には誰もアジトに訪ねて来なかったので特に引き継ぎする事も無かった。
交代の捜査官に挨拶して張り込み部屋を出て櫻井に、
『失礼します。』
と小声で帰る事を伝える。櫻井も
『お疲れ様です。』
と返す。
悠子は部屋から出てアパートの前の道路近くでタクシーを拾うと車内で、
『フゥー』
と息を吐いた。