投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

無人島性活
【ハーレム 官能小説】

無人島性活の最初へ 無人島性活 54 無人島性活 56 無人島性活の最後へ

救助-2

翌朝、皆で畑仕事をしていると
かすかにエイジを呼ぶ声が聞こえる。

「え!?何か言った?」

誰もエイジに話し掛けていない。
耳をすませると
海の方から声が聞こえてくる。

エイジと五人の美女は
働く手を止め固まる。

「声が聞こえる!日本語だ!」

エイジたちは
声のする小屋の方へと走り出す。

小屋に戻り
恐る恐る竹林の隙間から海を覗くと
沖に船が見える。

その船からエイジを呼び掛ける声が
拡声器で響いていた。

「助けが来たんだ!」

エイジは海に向かって走り出す。

「おーい!おーい!
ここだ!助けてくれー!!」

海辺まで走り
大きく手を振って助けを求めているが
彼女たちは不安そうに見ている。

「やった!日本の船だ!
助けが来たんだよ!」

沖の船から
小型のゴムボートが下ろされ
エイジの方へ向かってくる。

日本人の男が海岸に上がる。

「エイジさんですか?」

「はい!そうです!」

「良かった!
あなたは旅行中に
行方不明となられてました!」

「嵐に合って
この島に漂流したんです!」

「良く10ヶ月も
生きててくれてました!」

「え!?10ヶ月……
たったの10ヶ月なんですか?
てっきり
何年もこの島に居たのかと………」

「よくもまぁ
この死の島で生きて居てくれて
良かったです!」

「え!?死の島?」

「はい、現地の人の話では
この島は死の島と呼ばれ
誰も近づかない島なのです。

ずっと捜索していたのですが
足跡が漁港で切れてしまうので
生きているとしたら
ココしかないと思いまして……

しかし
地元民は誰も協力してくれず
政府の要請で
何とか現地の警察に
ヘリコプターでの
島の捜索願いを出したのですが

それでもなかなか
動いて貰えず………

人が居たと言う
報告も遅くなったそうで…

しかし
ご両親も喜ばれると思います!

それから…こちらの女性たちは?」

エイジは彼女たちの事情を話す。

「その誘拐犯たちは
先日、逮捕されました!
もう、ご安心下さい!

それではボートにどうぞ…」


エイジは少し考えて

「ちょっと待っていて
貰っても良いですか?」

「ええ……いいですけど……」

エイジと五人は
畑へと戻り
小屋の扉を壊して解放してやる。

助かるのに何故だか
嬉しいのか
淋しいのか
複雑な感情が
全員の胸に残っていた。

全員がボートに乗り込み
ついに救助された。

エイジと五人は
離れていく小屋のある
竹林を見つめている。


全てをあの小屋に
置き忘れたかのように



無人島性活の最初へ 無人島性活 54 無人島性活 56 無人島性活の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前