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友理奈・Mの星
【OL/お姉さん 官能小説】

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友理奈・Mの素質-2

昼過ぎから降りだした雨は
夜には本降りになっていた

ザー‥

友理奈は仕事を終えて帰るために
車を停めてある駐車場に向かっていた

「今日も一番最後か‥」

更衣室で主任と挨拶して、傘をさして
車へと向かう
駐車場は暗く、もう人影はない

車のドアを開けようと友理奈が
ノブに手をかけようとした時

後ろから何者かが友理奈を
羽交い締めにし押し倒した
とっさの事で何が起きたのかわからなかった

「え!」

水溜まりに転んで水色のワンピースが
泥だらけになり、履いていたシューズが脱げた
暗くて誰かわからないが力からして
男だとわかる
友理奈の力では到底振りほどけるはずがない

「い、いや!」

声を出しても暗い駐車場で雨が降っているため
誰にも聞こえない

友理奈は何とか逃れようと足をばたつかせたが
男は、足を絡めて友理奈の動きを封じた

友理奈も動けないが男も動けない
拘束をとけば友理奈は逃げられるかも知れない

仰向けに転ばされた友理奈の顔に雨が当たる
もうワンピースはびしょ濡れになってる

友理奈は無駄な力を使うのを諦めた
顔に当たる雨が痛い
薄い水色のワンピースが濡れて
ブラとショーツが透けて見える

ジャリジャリ‥

誰かが傘をさしてやって来た
友理奈はそちらへ目を向けて驚いた

「主任!」

やって来たのは早苗であった

「あら、こんばんは友理奈さん」

「主任、これはどういう事ですか!」

早苗は友理奈の脇に腰を下ろすと

「貴女は明日から研修よ」

「え!なにを‥」

「もう貴女のお家には連絡してあるわ」

早苗はそう言うとハンカチを取り出し
スプレーをかけ、友理奈の口に押し当てた

「ん!ん‥」

クロロホルムの臭いがし、友理奈の意識は
すーっと落ちた

羽交い締めにしていた男は友理奈を放ち
立ち上がる
友理奈を抱き上げて車の後部座席へと入れる

「また連絡するわ、あとは任せて」

早苗は運転席に乗り込み、友理奈の車で
走り去った


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