投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

母カルト
【熟女/人妻 官能小説】

母カルトの最初へ 母カルト 10 母カルト 12 母カルトの最後へ

バースコンチュロー-4

夏休みも残りわずかになったある日の昼

母ちゃんと昼飯を食っていたら母ちゃんが俺に

「ねえ、この煮物の味薄くない?」

と聞いてきたので

「いや?いつも通りだけどなんで?」

と返すと腑に落ちないような表情をしながら珍しくご飯を残していた。

そういえば最近母ちゃんの腰の辺りが少しふっくらしている気がするので

多分ダイエットでもしてるんだろうと思い気に留めなかった。


しばらくして母ちゃんがトイレで独り言をぶつぶつ言っていた。

「え・・?なんで?なんで・・?」

そしてその日の夜誰かに電話して長々と話していたのだが

会話の途中で泣き出し相手に通話を切られたみたいだった。

その時の母ちゃんの表情たるや困るを通り越して絶望に塗れていた。

それを見て俺の頭の中に、この状況はもしかしてあの時

俺が入れ替えたラムネのせいで引き起こされたのではないかという疑問が浮かんだ。

この間の不安が蘇ってきたものの今さら俺にどうにかできる話ではない気がした。


次の日から母ちゃんがやたらと父ちゃんにベタベタするようになった。

「ねぇ、パパ。今夜いいでしょ?」

俺が見ているのも気にせず言葉通りなりふり構わずに

父ちゃんにすり寄り、猫なで声で甘えている。

「お前どうしたんだ急に!?」

父ちゃんは当惑しているみたいだったが

母ちゃんの挑発的で妖しい姿態に絆されたのか

自分からも母ちゃんの腰に手を回した。

こっちとしては普段両親がイチャイチャする場面なんか見たこと無かったから

なんとも目の置き場に困る光景ではあったのだけど

母ちゃんの表情から絶望の影が薄れていたので少しだけホッとした。


今回のことで俺はうーんと反省したし

もう感情に任せて行動しないことを心に誓った。

母ちゃんもそれ以降は二度と彼氏を作らなかった。

それでもたまに母ちゃんの恋する乙女みたいなあの顔を思い出したりする。

誰にも言えないひと夏の思い出だ。



母カルトの最初へ 母カルト 10 母カルト 12 母カルトの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前