朝の前哨戦-8
翔は、春奈の割れ目に口を押し付けると、卑猥な部分を貪り始めた。
「あああ、翔、凄く上手よおぉ。ああっ、あああん」
春奈は息子の進化に対して、悦びを表現した。
「お母さん、交代交代」
絶頂から回復した彩花は、智美を押し退けた。
「ああん、短か過ぎるよぉ」
智美は娘に甘え声を出した。そんな態度で接するのもオープン家族になれた特典だった。智美はそんな彩花との関係性に満足していた。
「春ちゃん、交代よ」
今度は智美が春奈を押し退けた。
「ああん、まだイッてないのにぃ」
「あたしがイかせてあげるって」
智美は、春奈を翔の頭に尻を向けて四つん這いにさせると、翔の顔に股がった状態で、春奈の尻に顔を埋めた。
「あああああん」
翔のぎこちなさも新鮮だったが、やはり女を知るのは女だった。智美の刺激で春奈は絶頂へと向かった。
そして、堪えに堪えた翔もその時を迎えた。
「ううっ、あ、彩花、イクよ」
彩花は満面の笑みを浮かべると、喉をすぼめてそれを受ける心構えをした。初めて亨の射精を受けたときには噎せてしまい、せっかくの精子を吐き出してしまったのだ。まだまだ経験不足で慣れないが、そんな失態を翔には見せれない。
「んぐっ、んぐっ、んぐっ」
そのラストスパートで、亨で経験した以上の若い迸りが、彩花の口の中に広がった。
「むううっ…」
その勢いと、後から後から続く脈動に彩花は目を白黒させてしまった。
(凄い!お父さんと全然違う)
勢い、量、そして、口の中に広がる若々しい若草の香りにうっとりしつつ、そんな翔を恋人に持てたことを誇らしく思った。
全てを受け止めた彩花は、名残惜しい肉棒から口を離すと、晴れやかな表情で上向きに口を開けて、中に溜まった成果を披露した。
「うわっ、翔くん、大量じゃない」
智美も驚いていた。
「うふふ、そうでしょ」
春奈も誇らしかった。
披露が終わり、彩花がそれを飲み干そうとしたが、智美がストップをかけた。
「3分の1づつだからね」
【抜け駆けせずに、できるだけ平等に】
それはスワッピングの際の条件だった。いつまでも淫らなことが続くように、両親たちが決めたことだが、途中参加の彩花と翔にもそれは適用されるのだ。
(仕方ないか)
納得した彩花は自分の分量を飲み干したが、それだけで亨の1回分を越えていた。満足した彩花は春奈と智美にキスをして、それぞれ悦びを分けあったのだった。
「2人ともスッキリしたでしょ。早く服を着て学校に行きなさい」
「ほら、翔も彩花ちゃんのおっぱい揉んでないで、遅刻しちゃうよ」
「「は〜い」」
仲良く返事をしたが、服を着始めた彩花は少し気になった。