朝の前哨戦-6
春奈の方は、彩花の股間にスマートフォンを向けた。
「やだ、だったら初めからじゃないですか」
姑には強く言えない。経験の浅い少女ではなおさらだ。彩花は言われるまま、スマートフォンのレンズに向かって足を開くと、さらに手で割れ目を開いて中の様子を示した。
「ふう、どうやら処女は守られたみたいね。でもね、彩花ちゃん。セックスには勢いも大事だけど、お父さんたちが見られなかったら悲しむよ」
「は、はい…」
「翔くんもそうよ。せっかくみんなが楽しみにしてるんだからね」
「は、はい…」
2人の母親は叱らないように子供たちを諭した。
自分の親に言われると反感を持つが、彩花にとって春奈は想い人の母親なので反感を持ち難い。翔にとっての智美も同じだが、こちらには少しだけ特典が付いていた。
春奈の指南で露出に目覚めた智美は、股間に当てた指のVサインをぐいっと開き、割れ目の中身を翔に見せながら諭していたのだ。
(うふふ、智ちゃんたら、うちの息子になに見せてるのよ)
春奈は智美の性長にクスリと笑った。
こうして2人の母親は、阿吽の呼吸でそれぞれ効果的な役割を演じたのた。結果、子供たちは素直に謝った。
「「ごめんなさい」」
子供たちの反応にホッとした母親たちだったが、このまま『いってらっしゃい』にはならなかった。なにせ、全員が全裸で、全員が淫乱で、さらに全員が朝から欲情しているのだ。
「うふふ、翔くん、そのままの状態じゃ登校できないよね」
「そうね、翔のは少し大きいから、前屈みにならないといけないんじゃない」
「だったら、おばさんがヌいてあげるわ」
智美は翔の肉棒に顔を近づけようとしたが、その肩を彩花が手をかけて止めた。
「ダメよ。あたしがヌくんだから」
「じゃあ、彩花がイけないじゃないの。中途半端なままでエッチな彩花は我慢できるの?」
彩花は責められると、余裕がなくなるのは、シックスナインを経験した翔にもわかった。【彩花は責めに弱い】これは既に共通認識になっていた。
「で、でも、お母さんがあたしより先に、翔くんのを口で受けるのは抵抗があるよ」
こんなときは、文殊の知恵が出てくるものだ。
「だったら、こうしない。あたしたちが順番で翔にフェラをして、フィニッシュを彩花ちゃんで決めるのよ。彩花ちゃんはそれまでに、オナニーでイくようにしなさい」
「彩花、それがいいかも♪」
翔が自分以外でフェラチオを受けている間は、智美もオナニーを翔に見て貰えるのだ。露出に目覚めた智美は即座に賛成した。
「でも、お母さんたちが翔くんをイかすより早くイけるかなあ…」
母親たちの上手さを知る彩花は心配になった。
「あっ、だったらアレを使いなさいよ。ちょっと待ってなさい」
そんなに待たなくてすんだ。今晩のために、智美は自分のピンクローターを持ってきていて、リビングのテーブルの上に置いていたのだ。
「はい、これだと直ぐにイけるでしょ」
「うん、大丈夫♪」
彩花は大好きなオモチャを与えられて、満足げに頷いた。
「彩花、そんなの使うんだ」
「そうなのよ。エッチな娘でしょ」
智美は代わりに答えながら、自身のオナニーの準備のために、腰を下ろして足を開いた。