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アイドリング2ndシーズン
【フェチ/マニア 官能小説】

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アイドリング2ndシーズン-9

チャプター9



 透き通るような瞳をきらきらとかがやかせる友里は、「ありがとうございます」と胸の前で両手を握った。倹約家の友里だからこそ素直に喜べたのは言うまでもない。

 しかし誕生日プレゼントはバッグだけではなかった。箱から出してみるとずっしりと重く、中に何か詰まっているようだ。

 新品のファスナーを開けて中身を確かめる友里の目に意外なものが映った。いや、半ば予想してはいたが、そのことを悟られないように演技してみせた。

「こんなものをもらっても、あたし、どうしたらいいか……」

「大丈夫。毎日使っていればそのうちに愛着が湧いてくるから」

 男性は友里に全裸になるよう命じる。お客さまのリクエストには百パーセント応えなければならない立場の友里は、車の外を気にしながらブラジャーとショーツだけの姿になると、それらも脱いで裸になった。

「シャワーを浴びてからでもいいですか?」

 友里は訊いてみた。その必要はない、とすぐに却下されたが気にしない。

 男性がバッグの中から手錠を取り出す。友里の両手を背中に回した状態で手錠をかけ、それが済むと蛍光色のロープを出してきて、シートベルトとうまく組み合わせながら友里の体を座席に固定する。

 足の裏が天井を向き、左右に開いた脚の筋肉に引っ張られた割れ目からは、ピンク色の可憐な小陰唇がのぞく。

 最後の仕上げに首輪とリードで繋がれると、何の告知もなくクンニリングスが始まった。友里の性器に男性が顔面を押しつけてむしゃぶりついてくる。

「いや、恥ずかしい、んっ……」

 感じやすい体質の友里はすぐに下半身に力が入らなくなり、閉じることの出来ない両脚にもどかしさを募らせつつも、一泊二日というとてつもなく長い道のりの先にある景色を想像した。

 舌だけでイかされた後、ディルドを埋め込まれたままの格好で後部座席に放置された友里は、男性の運転する車で向かった建物の中で腸内洗浄をしてもらい、初めてのアナルセックスを経験した。

 膣と直腸、二つの穴を同時に責められる気分は屈辱に等しいものだったが、揉みほぐされて柔らかくなった肉に快感がほとばしった瞬間、新たな性の扉が開いて体が萌えた。

 友理は何度もオーガズムに達したが、相手の男性も満足そうな顔をしてくれたので嬉しかった。フェラチオのテクニックも上達したし、精液を飲み込むのにも抵抗を感じなくなった。

 お客様に満足してもらえなければ意味がない。だから明日からもたくさん食べて、たくさん笑って、たくさん働いて、誰かの役に立ちたいと思いを新たにする友里だった。


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