秘書の採用-4
しばらくすると派遣会社の社長からTELが・・・
「社長、本日から勤務した3名はいかがだったでしょうか?」
「いやぁ3人共に、本当に良い子ですねぇ・・・実際に会ってビックリしました。今日は大木さんだけですがね、エッチな要望にも恥ずかしがりながら対応してくれて。その対応の仕方がまた、俺のツボにピッタリはまってるんですよ・・・実に良く教育されてますよね」
「社長、うちではコレコレこういう風にしなさいとかの教育は、一切していないんですよ。ただ、登録されている女性には一日かけて詳細なアンケートと面談を実施していて個人データを作成しています。そして社長からの要望を打ち込んでマッチングして相性の良さ信頼度95%以上の女性のみご紹介させて頂いております。なので彼女たちの行動パターンは全て「素」です。もちろんご要望がこれこれこういう風に来ているという事は伝えており、本人が嫌といった場合もご紹介はしておりません。なのでご要望に対してNOは言ってはいけない事にはなっております」
「彼女たちの行動が社長の「ツボ」にピッタリハマっているのは相性の診断で高スコアが出ているので当然と言えば当然なのです。もし合わないようであれば試用期間1カ月以内でしたら紹介料無しでチェンジもできますので遠慮なく申し付けて下さい。これから彼女たちに渡してある弊社の端末に日ごとに日報を出させます。もちろん秘め事に関してもです。そういうデータを蓄積していくので時間が経過すればするほどより社長のニーズにマッチした人材をご紹介できるようになるという訳です」
「今回ご紹介の3名に問題無いようでしたら1か月後に本契約とさせて頂きます。契約期間ですが個人個人の債務によって期間が変わってきますが今回ご紹介した3名は10ヵ月間で完済予定になりますので10か月後にて契約満了となります。大変申し訳ありませんが延長等は一切できませんので満了が近づきまして引き続き本会からの派遣をご要望して頂けるようでしたら新しい人間をご案内させて頂きます」
「追加のご要望も随時承っておりますので、もしあれば随時、言って頂いて大丈夫です。ただ追加のご要望に対して女性からNGが出た場合は他の人間に変わる場合もありますのでそこはご承知おきください」
「いやぁ・・・凄いシステムをお持ちで・・・チェンジだなんてとんでもないです。ただ・・・できたら追加の要望をいいですか?」
「はい、承ります」
「あの、ごくたまにで良いのでそれぞれの女の子から、誘って欲しいのですが。例えば社長、舐めて。とか、エッチしてとか。普段俺からされている事を、「して」って誘って欲しいんです」
「分かりました。タイミングはお任せで良いのですね?彼女たちに申し伝えます」
1時間後・・・電話が鳴る。
「社長、お待たせ致しました。3人に確認しましたら3人ともに大丈夫との事です。早速明日の勤務から彼女たちの判断でタイミングを見て行動させますので、宜しくお願いします。」
「こちらこそ早速の対応ありがとうございます」
「あっ、それと3人に初勤務の感想を聞いたところ・・・3人とも口を揃えて良い職場で良かったとの事です。可愛がってやってくださいね」
「ほんとう?それは良かった。こちらこそよろしくお願いします」
明日からが楽しみだ・・・