オマケ【母娘貝比べ】-6
「まあ、隠れてされるよりもいいか。それよりもそんなヤツ居るのか?」
「ま、まだ居ないよ」
彩花の目が泳いだのを智美は見逃さなかった。
「あらあら、まだってことは、思いを秘めたままなのね」
「えっ?」
「翔くんでしょ。彩花がオナニーするときに思い浮かべてるのは」
智美がニヤニヤしながら娘を茶化した。
「…」
図星に言葉がでないが、真っ赤な顔と、さらにくの字になった中指が肯定を意味していた。
「ほらほら、中指がさっきよりおまんこに食い込んでるよ」
「ちょっとぉ、もうやだぁ、露骨に言わないでよぉ」
さっきの口論のときにはとっさに出た卑猥な言葉だったが、今の智美はニヤニヤしながらあえて口にした。
(うふふ、春ちゃんもこんな感じで、あたしをからかってたのね)
戸惑う彩花の反応を智美は楽しんでいた。
「うふふ、やっぱり翔くんなのね。だったら、お母さんは賛成よ。最近の翔くん、カッコいいものね。楽しみだわぁ」
「おい、智美、まさか…」
楽しそうな智美に、亨は悪い予感がした。
「うふふ、で、彩花はどうなの?オープンな家族になるのは」
妖しい笑みで誤魔化した智美は彩花に確認した。
「え〜と…」
「あっ、待って」
答えようとした彩花を智美は止めた。
「うふふ、せっかくだから、楽しいやり方で答えて貰おうかな」
「楽しいやり方?」
「そう、楽しくてエッチなね。お父さんの提案がダメなら、直ぐにパンツを穿きなさい」
「いいなら?」
答えが決まっていた彩花は、その先を促した。
「その中指をもっとおまんこに食い込ませて、これをして…。くうん…」
智美は自身でそれを示すように、中指を割れ目に食い込ませて、中の具を軽く擦り始めた。
「ちょっとぉ、やだぁ」
「うふふ、どうなの?」
「もう、しょうがないなあ。これでいい?はぁん…、うぅん…」
割りきった彩花も、智美を真似て敏感な部分を擦り始めた。もちろん、亨はすかさずレンズ向けることは怠らなかった。
「やあん、エッチねぇ」
「お母さんこそ」
「うふふ、おまんこにこうすると気持ちいいよね。ああん」
智美はさらに激しく割れ目の中をクチュクチュと擦った。
「もぉ、さっきからぁ。でも気持ちいいからいいかな。はぁん、はぁん」
母親を真似て、彩花も敏感な部分を擦りながら、甘い吐息混じりに答えた。
「じゃあ、家族会議は終わりだな。彩花、塾に戻りなさい」
娘の性器とオナ二ーシーンも撮れたことだし、我ながらいい仕事をしたと思った亨は、〆にかかった。それには早くお隣へ戻って、春奈と再開したい思惑があった。いくらオープンだと言っても、彩花の想い人の両親とスワッピングをするとは、まだ言えることではなかった。
「ええっ!今から戻れって言うの」
今の高ぶりを鎮めるために、自分の部屋に戻ってオナニーするつもりだった彩花の顔が曇った。
「当たり前だろ。今日は塾の合宿なんだからな」
「ずるいよ。どうせ今から2人で楽しむんでしょ。あたしだけ勉強なんて身が入らないよ」
(2人じゃなくて4人だけどね)
それが待ち遠しくなった智美の中指の動きが早くなった。
「ダメだ。オープン家族と塾の勉強は別だ」
こうなった亨は一筋縄にはいかない。それを知る彩花は妥協点を考えた。
「じゃ、じゃあ、あたしの条件を飲んでくれたら塾に戻るよ」
「なんだ?条件って」
「これ、あたしにちょうだい。くれたら戻る」
彩花は恥ずかしそうにピンクローターを摘まんだ。
「彩花、まさか塾の合宿中に使うつもりじゃないでしょうね。ダメよ、今からお母さんたちが使うんだから」
再開する乱交で使うつもりなので、持っていかれたら堪らない。オープン家族になった智美は、今からの用途を隠すことなく、それを取り上げた。
「ああん、ずるいよぉ」
「誕生日に買ってあげるから我慢しなさい」
彩花の誕生日は2ヶ月先だった。