オマケ【母娘貝比べ】-2
「やだ、開いたままよ」
忘れ物を取りにきただけなので、彩花は鍵をかけていなかったのだ。
「彩花ぁ、帰ってるのぉ」
玄関で声を上げたが返事がない。心配した2人は顔を見合わせると、慌てて靴を脱いで家の中に入った。
「彩花!」
智美は声をかけながら、リビング、浴室、そしてトイレを覗いたが彩花の姿はなかった。
「2階かな…」
しかし、阿吽の呼吸で手分けし、2階を探しに行った亨からの反応もなかった。
「塾に戻ったのね」
ホッとした智美は、亨を呼びに2階に上がった。
(うふふ、びっくりさせちゃお)
今夜は春奈の家にお泊まりし、一晩中卑猥な行為をしようとしていたのだ。彩花のことで、中断された意識を、卑猥なものに切り替えようと思った智美は、踊り場でスカートを脱いだ。
「うふふ、モロまんこちゃん、可愛い♪」
テンションの上がった智美が階段を駈け上がると、夫婦の寝室に灯りが点いていた。
「彩花、塾に戻ったみたいね。だから続きしよ。見て、ジャーン、おまんこ丸出し〜♪あたし、この姿のままで、春ちゃんのとこに戻ってもいいよ♪」
高いテンションを維持した智美が、寝室のベッドの前で背中を向ける亨に声をかけた。
「うわっ!ち、違うんだ!」
なぜか慌てる亨。そして、智美の視界から、右手側の半身を隠すような仕草をした。
「なに大きな声を出してるのよ!」
それを訝しんだ智美が、直前まで亨が見ていた視線の先に目を移した。
「彩花!」
てっきり塾に戻ったと思っていた彩花が、ベッドの上に横たわっていたのだ。驚いた智美はベッドに近づくと、亨の身体の影に隠れていた彩花の全身が目に入った。
「きゃっ!」
続き様に智美が驚くのも無理はなかった。横たわる彩花の姿は、乳首が見えるまで胸がはだけ、さらに下半身はなにも身に付けないまま、軽く足を開いていたからだ。
薄い陰毛を透かせて、幼いピンク色のビラビラが開いて、卑猥な汁にまみれた淫口までが見えていた。
「彩花!なんて格好してるのよ!」
慌てた智美は後のことも考えずに、彩花を肩を掴んで揺さぶった。
「おい!やめろ!起こすな!」
亨は智美の肩を掴んで止めた。
「どうしてよ!」
止められた智美は振り返って亨を睨んだ。
「バカ!状況を見ろよ。これってさっきの智美と同じだろ。ほら、これを使って失神してるんだよ」
亨は彩花の股間近くに転がるピンクローターを指差した。
「えっ?うそ…」
紛れもない証拠を見た智美は絶句し、無意識にさっき快感を味わった割れ目に指を食い込ませた。
「この状態で起こされてみろ。彩花は立ち直れないぞ。だから、オレたちは知らなかったことにして、このままスルーするのが一番だ」
「そ、そうかも…」
亨の言うことに一理ある。いや、後の修羅場を考えればそれしかなかった。
納得した智美が大人しく引き下がるかに思えた。しかし、さっきから亨が智美の視線から隠すように持っていた物が気になり、それを覗き込んだ瞬間、智美の感情が一気に爆発した。
「亨さん!なに撮ってるのよお!」
亨はスマートフォンを録画状態で持っていたのだ。智美の視界から見えないように持つそのレンズの先は、明らかに彩花の股間に向けられていた。