オマケ【ピンクローターの怪】-4
そうこうするうちに、春奈は突然ピンときた。
「あっ!そうか!」
ピンクローターが勝手に動く原因に思い当たった春奈は、こっそりと2階に上がり、電気を点けないままで、自身の家の窓から智美の家の寝室を伺った。
元々無防備な彩花だったが、スイッチの起動を繰り返すことに気を取られ、レースのカーテンのまま電気を点けていた。春奈からは中の様子がはっきりと見て取れた。
「やっぱりね。やあん、母娘揃って楽しませてくれるのね」
念のために持ってきたスマートフォンのレンズを、繰り広げられる恥態に向けて妖しく微笑んだ。
「うふふ、彩花ちゃんたらおませさんなんだから」
時折、止まるピンクローターがもどかしいのか、快感を継続させるために、自身の乳首も合わせて激しく捏ね回していた。
「やあん、そんなエッチなオナニー見せられたら、あたしでも興奮しちゃうじゃない」
嬉々とした春奈はそれを示すように、愛液でぬるむ割れ目をクチュクチュと擦り始めた。
「ん、待てよ?こんなエッチな娘が隣に住んでたら、うぶな翔なんてイチコロになっちゃうじゃない」
子供同士のセックスまで連想した春奈は一瞬真顔になったが、
「まあそれもありかな。彩花ちゃん可愛いし」
と、揺れる思いは春奈らしく帰着した。
「そうだ。せっかくだから…」
楽しいことを思いついた春奈は、撮影中のスマートフォンを彩花に固定して階下に降りた。
「明くん、智ちゃんを撮って」
「お?おお」
明は録画状態のままのカメラを取り、智美の股間に向けた。
「あっ、おまんこじゃなくて、智ちゃんだとわかるように」
明に引いた絵を指示をした春奈は、動き回るピンクローターを気にせずに掴んだ。
指先を震わす振動を、リリモコンスイッチでマックスにすると、春奈はにんまりと微笑んだ。
「エッチな娘を育てた罰。母娘共々お仕置きよ」
「えっ…な、なに?」
春奈は唖然とする智美の割れ目に、振動マックスのそれを押し付けた。
「いやあああん、イクウ、イクウ、あああああああ」
そのタイミングは、震動が止まる前に快感を得ようとした彩花が、これまで以上にクリトリスに強く押し付けたときと同じだった。その瞬間、遠隔操作によってマックスに変化した震動が、激しく彩花のクリトリスを震わせた。
「あああああん、やああああああん」
ほんの10メートル離れた場所で、母と娘は同時に絶頂を迎え、その強烈な快感に母娘揃って失神したのだった。
「ふう。お仕置き完了♪(うふふ、動画の編集が楽しみだわ)」
白目をむく智美を見下ろした春奈は、この2日間の成果の集大成に満足した。
彩花が帰ってることを春奈に聞かされ、一旦、家に戻った亨と智美が、下半身むき出しで気持ち良さそうに眠る娘を発見するのは、また別の話。
おしまい。