お隣へ-4
「へっ?あたしの効果って?」
「うふふ、これよこれ」
春奈がスマートフォンに手を伸ばして操作した。
―あああん!イク!イク!イクウウウ!―
「や、やだ、やめて!」
自身のオナニーのイキ声を聞き、智美は慌てて春奈からスマートフォンを取り上げた。
「もう!明さんの前で変なの流さないでよ。もう消すよ!いいね!」
智美は春奈に奪い返される前に、スマートフォンを操作して素早くその動画を削除した。
「ああっ!」
春奈が手を伸ばしたが遅かった。
「もう2度と盗撮しないでよ!そもそも、なに明さんに観せてんのよ!」
声を荒げてスマートフォンを返した。
「ああ、せっかくの名作なのに…」
明が残念そうな表情を浮かべた。
「明さんもバカなこと言わないでください。こっちも春ちゃんの動画を消しますから」
智美は、亨がテーブルの上に置いていた自身のスマートフォンに、素早く手を伸ばした。
「やあん、消さないでよ。まだ、亨さんに観て貰ってないのに」
(春ちゃんが嫌がることをやめるわけないでしょ)
心の中でニヤリと微笑んだ智美は、3人の目の前でその動画を消した。
「ああん、亨さんに観て貰いたかったのに〜」
春奈が地団駄を踏んで残念がった。しかし、それは表面上のこと。この2日で智美の性格を把握した春奈にとって、これは計算の内だった。
「じゃあ、生で見て貰おっと。じゃ〜ん、亨さん、これがあたしのおまんこで〜す」
春奈が立ち上がった。すると、
「おおっ!」
亨の目の前に、下着を食い込ませた卑猥な割れ目が現れたのだ。春奈は席に着いた途端、スカートを脱いでいて、立ち上がるタイミングを計ってたのだ。
「バカ!隠しなさい」
春奈を止めるために、智美が立ち上がり、テーブルを回り込もうとしたが、それよりも早く動いた明がそれを明が手で制した。意図的に智美の前に明が座ったのはこれを予想してのことだった。
「智美さん、これが我が家のお詫びの記しなんだから、止めないでください。これでおあいこになるから我慢して」
「ダ、ダメ、亨さん、見ないで」
「我慢してくれたら、これを消しますから」
明は自分のスマートフォンを操作した。
―あああん!イク!イク!イクウウウ!―
「な、なんで明さんが持ってるの?」
「ごめんね。昨日、明くんに間違えて送信しちゃったの」
いつの間にかシャツも脱ぎ、マイクロビキニ姿の春奈が答えた。
「は、春奈さん、エロイ…」
亨の目の前に、今朝、想像した春奈の姿が立っていた。透けた乳首と下着が食い込む割れ目を見た亨のモノに徐々に力が漲ってきた。春奈の淫らな姿に触発され、数種類飲んだ精力剤と春奈の料理が一気に効き始めたのだ。
「亨さんに春奈を見て貰わないと、消しませんからね。いいんですか?毎晩、智美さんのイキ顔を見ますからね」
「そんなぁ…」
躊躇する智美に明が、さらに念を押すことにした。