ソープランドのように-4
「ど、どうしてそんなことを?」
別にそれを糾弾するつもりがないことは、ニヤニヤする智美の表情でわかったが、意図がわからない亨は戸惑いつつ聞いた。
「えへへ、これを使って亨さんにエッチな奉仕をしようと思ったの。それで聞いたのよ」
満面の笑みを浮かべた智美は、シャンプー棚からキャップ付きの液体容器を手に取った。
「ん?なんだよ、それ?」
寝室を出るときから智美が手にしていたものだ。亨もそのことに気づいていたが、ただのシャンプー類だと思っていた。
「うふふ、ローションよ。下着の通販の試供品で入ってたの。ほら、このローションって、ソープランドのエッチなプレイで使うやつだよね」
本当は下着の方ではなくて、ピンクローターのオマケだった。しかし、ピンクローターを買ったことを打ち明けるまでには、まだまだ抵抗があった。
「ああ、そうみたいだな」
ソープランドで使うローションはこんなに少量ではないが、ラベルに【夜の生活にご使用ください】と書かれているので、間違いなく卑猥なプレイ用だ。
「じゃあ、これを身体に塗ればいいのよね」
智美は蓋を外して、手のひらと胸にローションを垂らした。胸にそれを塗り広げつつ、固くなった乳首を摘まんだ。
「あふん♪」
つるんと乳首が指先から弾ける感触に智美は喘いだ。
「おい、溢れるぞ。床に垂れないようにしろよ。結構滑るからな」
恍惚の表情を浮かべ、注意散漫になった智美に、亨は注意をあたえた。
「そうみたいね。足元に垂れないように気を付けるね」
ここで怪我をしたら元も子もない。智美は追加のローションを手のひらで受けて、自身の割れ目に目を落とした。
「うふふ、モロまんこちゃんにも♪」
乳首だけでこれだけ楽しめるのだ。嬉々とした智美はローションが床に垂れないように、気をつけながらそれでもたっぷりと割れ目の中に塗り込んでいった。
ヌチュ…
「ああん♪」
クリトリスに与えたローションの刺激は、自身の愛液とは比較にならなかった。そのヌメヌメとした刺激に智美は身悶えた。
「あっと、自分で感じてる場合じゃなかった。ご奉仕ご奉仕。で、こんな感じでいいのかしら?」
智美は亨の腕を掴んでそれに跨がると、とろとろになった割れ目をムチュリと押し付けた。
「うふふ。お客様、たっぷりとご奉仕いたします」
「おおっ!」
ソープランドでの亨は、ナナにこれをされると瞬時に勃起する。
智美は軽く腰を前後させながら妖しく微笑むと、亨のモノがぐぐっと反応した。
結局、臨戦態勢の亨の状態に我慢が出来なかった智美がせがみ、直ぐに行為は始まった。
「いやああん、やああん、もっとぉ、もっと、突いてえええ」
立バックで朝から2回戦目をした。しかし、前日から続けての射精は、棹の付け根に少し痛みを伴うもので、膣内に放ったその勢いも弱かった。
一方、ローションと自身の潤滑油の効果で、蹂躙される痛みを一切感じず、急激に開発された智美は、さらなる女体の快感を享受した。