五分間の戦い-8
「くッ…ぐぐッ……!?ああぁッッ!!??」
あと少し……決して油断した訳ではないが、由芽の唇から出してはいけない声が出てしまった。
執拗な乳輪への接触に勃起してしまった乳首が人差し指に乗せられ、痙攣の如き微振動に曝されて小刻みに弾かれたのだ。
更に禁断の縦筋にも恥辱は訪れ、その耐え難い痴漢行為に由芽は思わず我慢を忘れてしまった。
「はぎぎぎッッ!そ…そこはッ…ダメッッ!!」
由芽を吊っているゴムチューブは伸び縮みを繰り返し、足枷の革がギシギシと軋む。
そんな渾身の足掻きですらスッポリと掌に包まれた乳房は逃げられず、いくら腰を前後左右に振り回そうが、しつこい指先は離れずに追い回して痴漢行為を止めない。
『ンフフッ…乳首が石みたいに硬くなったよぉ?ほら、ね?綺麗な桜色の宝石がカチカチに硬くなっちゃったよぉ?』
「やッやめてえッッ!!もう五分経ったでしょッ?もう時間過ぎてるぅッ!!」
『あと一分で終わりだ。その前に由芽ちゃんの方が〈終わっちまう〉んじゃねえかなあ?』
『もう由芽ちゃんは一分保たないね。エヘヘへ?割れ目に食い込んだパンティが元に戻らないや』
あと残りは僅か一分……短いはずの時間が、今ではなんと長く感じられるか……。
『そんなに大切な女なのかあ?ヒヒッ…ますます姦りたくなったぜ。オイ、オマエみてえなブスは要らねえんだよ!早くあの女を売って楽になれや』
『ハハッ…もう限界ッ。由芽ちゃんのオマンコは限界ッ。アハハ!あの美人のお姉さんを差し出した方が由芽ちゃんの為だよぉ?』
『あの口の悪いオジサンはねえ、妊娠するまで監禁して姦しまくるんだよぉ?もしかしてこの汚い部屋で人生終わらすつもりぃ?』
「ッ〜〜〜〜〜!!!」
タイムリミットぎりぎりに来て、この男達は恐ろし過ぎる未来を由芽の前に並べた。
もはや抑えが効かないくらいに呼吸は乱れている。
乳首はキリキリと騒ぎ立て、下腹部の奥底からジンジンと火照りが放射されている。
人生を破滅へと導く《落涙》は直前に迫り、しかもカウントダウンが正確なものだとの確証すら何処にもない……。
「ッッッッッ」
足ぐりから股布に潜り込んできた指が肉花を撫でた……鳴るはずのない水音がピチャピチャと響き、それを圧倒する笑い声が由芽の全身を震わせた……。
『もうヌレヌレのグッチョグチョ!ほら、クロッチからピンクのマンビラが透けて見えてるよぉ?』
「ああぁッ!?やめッッ…んあああッ!?」
『くぅ〜ッ!可愛い声出しちゃってえ。ボクのおチンチンにビリビリ響いてくるよぉ』