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妻を他人に
【熟女/人妻 官能小説】

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アナルヴァージン喪失 (4)-1

「ただいま」

 少しおどけた様子でトイレから戻ってきたゆき。性行為の途中で排便をするという恥ずかしい思いをした妻を安心させるように、優しいキスで迎えるF。

「俺を信じて。お尻の穴、無理はしないからね」
「うん、ありがとう……」
「十八年前からの夢がまさか叶うなんて」
「すっかりおばさんになっちゃった」
「おばさんなんて。今のほうが魅力的な女性だと思う」
「おっぱい大きくなったからでしょう?」
「そうそう、それにお尻もこんなにむっちり……って違うよ! それもあるけどそれだけじゃない」
「うふふ」
「しっとり落ち着いた美人さんで仕事もできる」
「ありがと」
「三十八にはまったく見えないくらい若々しくてしかもエッチ」
「ふふふ」

 唇を重ねる二人。ベッドのシーツがこすれる音。少しずつ粗くなっていく女の吐息。

「そして旦那さんを愛してるのに俺とアナルセックスしてくれる」
「いけない奥さんだね……」
「いけない奥さん大好き」
「もう……」
「ずっとゆきとアナルセックスしたかった」
「昔からエッチのたびにFくん、私のお尻弄ってたもんね」
「当時俺がしようって言ったら受け入れてた?」
「わかんないけど、してたかも」
「ゆきアナルでも感じてたもんな」
「うん……」

 しかしかつての二人はしばしばぶつかり合い、会う頻度も少なくなっていったことで、アナルセックスには至らなかった。

「でも実はちょっと悩んでた。お尻なんかで感じちゃう自分は異常なんじゃないかって」
「今は?」
「今はほら、ネットで色々調べられるから……こういうエッチもあるんだなって少し安心したというか……」
「自分もしてみたいなって?」
「うふふ……」

 アナルセックスについてネット検索する美人妻。ゆきの思わぬセクシー発言にFも興奮の高まりを抑えきれない様子で、行為はいよいよ濃厚になっていく。

 会話は減り、キスの音は熱を帯び男女の呼吸が荒くなる。言葉も映像もない、音だけの情報で、いやでも二人のプレイをいろいろ想像させられてしまう。ベチョベチョ、ジュルジュルと何かを舐め回し、吸引しているのは生殖器への口淫奉仕か。女の喘ぎ声がセットで聞こえてきたらクンニ、ゆきがモゴモゴ息苦しそうにしていたらフェラチオ、すぐにわかってしまう。今は両方同時に聞こえているので、シックスナインでもしているのだろう。
 さっきまで私に画像を送ってくれる程度には夫のことを気にかけていた妻が、今は一心不乱に他の男と性器を舐めあっている。

 突然ゆきの悲鳴が聞こえてきた。

「ぁあん! やめてぇ! そっちは汚いから……恥ずかしいよ、Fくん……ぁあああ!」
「ネットでも書かれてただろ? ちゃんとほぐしましょうって」
「でも女性が嫌がったら無理しないでって書かれてた……! ぁあああだめぇ!」
「痛くないようにしっかりほぐそうね……クンクン、ぁあすごい匂い、クンクン、スーハー……」
「ぁあああ! 匂い嗅いでもほぐれないから……! トイレ行ったばかりだからやめて……!」
「いつもはシャワー前のお尻嗅がせてくれるじゃん。恥ずかしがってるゆき可愛いよ」
「あれはちゃんとデート前にきれいにしてるからだもん……」
「今だってきれいにしてきたんだろう?」
「そうだけど……そういう問題じゃなくて……ぁあ! ぁあああ!」

 結局はゆきも、排便した直後の肛門の匂いを執拗に嗅がれて感じてしまっている。
 ひとしきり人妻のアナルの香りを楽しんだFは「今度はバイブでほぐしていこう」と言って、ゆきを四つん這いにさせる。「これが入ればもう大丈夫」。ローションをベチョベチョ塗りたくって、先端を妻の菊門にあてがう。

「力を抜いて。リラックスしてね」
「ぁ、ぁあ……ん、んん……!」
 バイブなど本当は慣れているくせに、戸惑って見せたり「ぁん……」などと言って入りにくそうにしているゆきが少し可笑しい。
「ぁあ……入っ……ちゃったぁ……」
 当たり前だが簡単に挿入できてしまう。
「すごいゆき。あっさり入っちゃった」
「あぁぁ……もうやだぁ……恥ずかしい」
 恥ずかしさをごまかすように薄い笑みを含んだ甘え声を発するゆき。
「まんこだけじゃなくてアナルも名器なのかも」

 Fが性玩具の出し挿れを開始するとすぐ、切羽詰まった喘ぎ声へと変化する。慎ましく咲いていたはずのゆきの肛門が、ペニス大の太さに拡張されていく。

「ぁあああああ……!」
「痛くない?」
「うん、大丈夫……あぁ……はぅ……っん!」
「うわぁ、ずっぽり埋まっている。ゆきのアナルがギチギチに拡がっちゃってるよ」
「ぁああ……言わないで……ぁん! ぁああ」
「ゆきやっぱり才能あるよ。ひょっとして感じてるの?」
「あ……ぁああ、ん……ぁああああ!……うごいてる……ゆきの中でおもちゃが動いてるから」
 Fの手の動きが早くなっていく。
「ゆき、気持ちいいんだね」
「気持ちいい……! どうしよう……ぁぁああ!」
「アナルでこんなに感じるなんて! ゆき恥ずかしすぎるよ」
「だって……太くて……こんなに奥まで!……あぁあ、ああ……だめだめなんか変なの! だめ、あれ? 変なの……! あれ、イッちゃう……ぁああだめだめだめ、イッちゃう……!」

 ペニスも挿れていないのに、アナルヴァージンの女が性玩具でイかされてしまった。


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