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コシュカの二都物語
【ハーレム 官能小説】

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新しい出店-1

一方、2003年10月下旬に、ターニャ(Таня)の従兄で、オデッサマフィヤの幹部のウラッド(влад)の勧めで、俺はウクライナの首都キエフに、KTVの店を出すことにした。当時は、ロシアとウクライナの関係は、良好でソ連時代と同様に、両国民は自由に国境を越えて通交していた。また、オデッサマフィヤは、キエフでも手広くビジネスを展開していて、何かと互いにメリットがありそうだと俺は考えた。

俺の情婦の1人で、母親がウクライナ人であるためウクライナ語が堪能で、ウクライナのパスポートも持つソフィー(Софьи)を連れて、俺はキエフに物件を見に行った。

最初はキエフの中心部で、ストリップショーが楽しめるナイトクラブが密集した「アリーナ」地区を中心に物件を探したが、風俗激戦区の模様で、俺の条件に見合う物件は単位面積当たりの賃貸料が高すぎて断念した。

次にアリーナから1キロほど離れたオリンピックスタジアム付近で、探したところ、1980年代に建てられた、雑居ビルの3階のフロアー全体(450平米)が、月1600ドルで貸し出されているのが分かった。

実際に、見学すると、エレベーターが旧式で動作が遅い以外、特に問題はなさそうだった。それにしても、これだけの広さなら、カラオケブース7つに、店内に「ヤリ部屋」も2、3室作れそうだった。以前、レストランだったため、水回りも良好だった。それに、通りの向かい側は空室が目立つソ連時代のアパート群で、追加の「ヤリ部屋」も確保できる上、メトロ(地下鉄)のオリンピースカ駅から徒歩3分と、アクセスも良好なため、俺はこの物件に決めた。

俺は、オランダからカラオケの機材を取り寄せ、ソフィーに内装工事の手配をさせた。

キエフに開店する、俺の3号店のターゲットは、セックスツーリズムでキエフを訪れる西欧の中年男性に加えて、トルコとアラブのビジネスマンに据えた。そこで、ウェブサイトにはトルコ語とアラビア語の案内のページも加えた。

キエフは美女都市である。ウクライナの若い女たちの平均的レベルは、ヨーロッパ中でも高い部類に入るが、その中でも特にキエフのレベルは頭抜けている。通りすがりの女たちでも、つい振り返って眺めてしまうほどクオリティの高いブロンド美女がごろごろいる。

俺は、ソフィーとオデッサマフィヤの伝手を中心に、ここでも英語とドイツ語が堪能な18〜23歳くらいの女子大生をターゲットに、嬢の勧誘をした。当時、キエフの景気は悪く、募集すると、入れ食いのように、若くて可愛い娘たちが集まった。


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