普段通り-2
男の固く反り返るカタマリが元気よく飛び出す。
「凄いわっ」ひかりは驚いた様に男を見上げ言う。
自慢げに男はひかりを見下ろし微笑む。
決して立派と言えない男のモノだがひかりの明る言い方が男を気分良くさせていた
ひかりの指先が男のカタマリに絡みつき、リズム良く前後に動き出す。
男は再び目を閉じると、至福の時を少しでも長く感じていようと堪えた。
ひかりの手に包まれたカタマリは更に固さを増し、膨らんだ、男は一瞬
「ウッッゥ!」
声を漏らすねっとりとした生暖かいなんとも言えない気持ちよさに包まれたのだ。
男は目を開き見下ろすひかりは長いサラサラの髪を片方に寄せ片手で髪を押さえ、
男のカタマリを口に含み舌先を絡めながら、もう片方の手をリズム良く前後させていた。
ひかりの形よい唇に男のカタマリは挟まれ、リズム良く出入りを続けるが、
「だめだぁ」
男は、直ぐに体をピックと痙攣させ恍惚の表情で天井を見上げた。
ひかりの中へ勢い良く、白い液体が何度かに分けて放出された。
ひかりは放出が終るとゆっくりとカタマリから唇を離し
トイレットペーパーに白い液体を吐き出した。
男は満足そうにファスナーを上げると上着から財布を取り出し
数枚の札をひかりに手渡し、個室を後にした。
ひかりは、それをバッグにしまい込むと個室の鍵をかけ染みの付いたパンティを膝下まで下げ便器に座り込む。
器用に男の膨らみを刺激した指先が、今度は熱く湿り気を帯びたひかりの泉に
入り込んでいく。
「くちゅ・くちゅ・くちゅり」
リズム良く湿り気を帯びたいやらしい音が個室から聞こえてくる
「はぁ・アァ・ハァ」
鼻に掛かる甘えた声。
ひかりは、止めることの出来ない指先を本能のままに動かしかき回す。
やがて指先の動きに合わせ、ひかりの腰は前後にリズムよく動き始める。
「あぁぁ〜んぅ」必死に押し殺している声が思わず漏れ出す。
その時、「ガチャッ」ドアを開け誰かが入ってくる。
ひかりは声を押し殺すが指先は小刻みな振動を止めず泉の中を泳ぎまわっている。
靴音がひかりの個室の前で止まり、「トン・トン・トン」と三度ノックされる。
ひかりは無言のまま指先を休める事なくもう一方の手を伸ばすと
個室の鍵を静かに解除した。
ドアが静かに開かれるとそこには野球のユニホームに似た可愛らしい、ピンクの上着とミニスカート、つばの付いた帽子をかぶった、色の白い顔立ちのハッキリした若い女性が立っていた。
彼女は無言で後ろ手にドアを閉めると帽子を個室の棚の上に・ちょこん・と置き、前から後ろへ髪の毛をかき上げ微笑んだ。
ショートカットのきれいなブロンド色をしている。
「急に居なくなるから心配したよ」
彼女はひかりの姿を見て驚きもせず話し掛けている。
ひかりはトロンとした目で彼女を見上げているが、指先の振動を止めようとはしない。
「今日も出てないみたいだね〜ぇ」
彼女はひかりの前にしゃがみ込みながらそう言うとひかりの脚を持ち上げ大きく広げ
小刻みに動く指先を泉から抜き取るネットリと白く濁る液体が指先に纏わり付いている
彼女は指先を可愛らしい口で一本・一本丁寧に舐め上げ
「いやらしい匂いがする」ひかりを観ながら言った。
「いゃッ!・恵美(めぐみ)の意地悪ぅ」
鼻にかかる甘えた声でひかりは、拗ねた様な笑顔を見せる
「男の匂いが混ざっているよ」
「嘘ょ・そんなことなぁ〜ぃぃちゃんと確かめて」
ひかりは恵美の前に腰を突き出しいっそう脚を広げて見せた。
恵美はひかりの割れ目に鼻を近づけクンクンと匂いを嗅ぎ、満足そうに両手で湿ったヘアーを分けると、赤くはれ上がった小さい突起物を鼻先でツンツンと刺激した。
「ああぁぁぅぅぅ」ひかりは思わず喜びの声を上げる。
体中に電気が流れて痺れたような、癖になる刺激だ。恵美は、舌先を器用に動かし小さな突起物を舐め上げその度にひかりが体を(ピックピック)と反応させるのを楽しんだ。
「だぁめぇ〜ぇ恵美ぃ〜いっちゃう〜」
ひかりは恵美の頭を押え脚を突っ張りブリッジに似た体勢にまで腰を浮かせて
体を反らしている。
恵美の舌先が高速で突起物を舐め上げる。
「あっ・ああぁぁぁ〜ぅぅ」
ひかりは体を反らせた状態で一瞬止まり体全体を痙攣させながら崩れる様に
力が抜けていった。
恵美は、ひかりの漏らした様に溢れている液をチュウチュウと口のまわりを汚しながら吸いきれいに舐め上げ
「ひかりの味は最高だね」
満足そうに立ち上がり帽子をかぶると
「あっそうだひかり、273番台、ひかりと同じに溢れて止まらないよ多分」
そういい残すと個室を後にした。ひかりは小さく「ばかぁ〜」と答えて微笑んだ。
「お帰りなさぁ〜い!」
明るい笑顔で出迎えられる恭一。
「いい匂いがするなぁ〜」
醤油の焦げた匂いとニンニクの刺激が恭一の鼻腔を刺激する
「今日はステーキょ」
エプロン姿のひかりが笑顔で答える
「お疲れだと思って、精の付く食べ物にしたの」
「あなたには頑張ってもらわないとね」含み笑いを見せるひかりに恭一は、
「今日は頑張るぞ!」一人はしゃいでいる。
「イイ肉だなぁ・これ高かっただろぅ」
「駅前のスーパーで安かったの」
ひかりははしゃぐ恭一を見て微笑んだ
(だって今日は、溢れて止まらない日だったのょ全てが)
心の中でひかりは言うと皿をテーブルに並べた。
〜完〜