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露出女子高生 石原サクミ
【痴漢/痴女 官能小説】

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再会 あなたのことが知りたい-9

「は、はあ。」

『LINEアカウントをお送りいたしますので、明日はビデオ通話でお話いたしましょう。
 朔太郎様も、そのつもりでご準備ください。』

「準備?ですか?」

『はい。ちなみに朔太郎様はご自分のお部屋ですか?』

「えっ?あ、はい。今いるのが自分お部屋です。」

『そのお部屋、施錠できまするか?』

「施錠?ああ、カギですね。かかりますよ。」

『ならば大丈夫ですね。夜は遅くなっても構いませんか?』

「あ、はい。9時を過ぎれば……。いや、8時にはもうフリーです。」

『では8時に。いろいろとお話ししたいことやお見せしたいものもありますので、
 そのおつもりでいてください。』

「わ、わかりました。」

『では、明日の夜8時。ビデオ通話で、サクミの生の姿、お見せいたしますゆえ、
 それまでお元気でお過ごしくださいませ。』

「あ、はい……。あ、あの……。」

『はい。なんでしょう?』

「あの、なんだかんだ言って、明日も付き合ってくれるっていうことは、
 サクミさん、ボクのこと、嫌いじゃないんです、よねえ?」

『……大好きでござりまする。今夜、夢で逢いたい…。』

「ゆ、夢で?。
 ボクも絶対に、サクミさんの夢、見ますね。」

『朔太郎様。夢の中では何をしても自由。
 何をしてしまってもなんの問題も残りませぬ。
 それゆえ、深層心理が夢に現れ、理性をなくして、
 本能のままにふるまうこともあるかと思いまするが、
 それでよいのだと思いまする。
 特に、何かの理由で欲求不満状態のまま眠りについた時に見る夢は、
 目を覚ましてから赤面してしまうようなことも多々ございまするが、
 明日のライブ配信……もとい!明日のビデオ通話では、
 お互い、今夜見た夢の報告も致しませんか?」

「夢の報告、ですか?」

『はい。そうすれば、わたくしも朔太郎様のことをもっとよく知ることができる。
 朔太郎様にも、わたくしのことを知って頂くこともできるかと。』

「ええ。でも、夢のことだから、自分にしかわかりませんよねえ。
 ボクが今夜見た夢を、サクミさんに見せることはできないんだから、
 いい加減なことを言おうと思えば言えるわけで……。」

『それならば、それだけの関係、ということではないでしょうか。
 わたくしは、朔太郎様に、今夜見た夢、
 覚えている限りのことを、なんの脚色も誇張も、
 あるいは放送禁止のような🔞のような場面でも、
 何ら隠すことなく、ありのままをお伝えする覚悟でござりまする。』

「それだけの関係?つまり、相手に対して隠し事をする関係なのか、
 しない関係なのか、そういうことですか?」

『はい。わたくし、そもそも、隠す、という行為が好きではない、と言うか、
 すべてを露出する、曝け出す、そう言った行為が好きなのでございます。
 普通の方ならば、恥ずかしくて隠してしまうようなことも、
 決して覆い隠さず、スケベを、全てを曝け出す。
 ああ、そうすることで得も言えぬ快感と言うか、めくるめく快感と言うか……。
 ああ、また眠気が……。』

「わ、わかりました。じゃあ、ボクも隠し立てせずに全て曝け出します。
 ビデオ通話、ですよね?
 全てを曝け出す……。
 見た夢もボク自身のことも、何一つ隠さずに全てを曝け出す。
 そんな付き合いをしていくっていうことですよね?」

『朔太郎様。あまり気負わぬほうがよろしいかと。
 普段から曝け出すことに慣れていないお方にとって、隠しだてをしないというのは、
 かなり難しいことかと。
 それに、わたくしの、なにも隠しだてしない本当の姿を見た朔太郎様が、
 わたくしに幻滅することもあるやもしれませぬ。
 付き合う、彼女になる云々は、その後でも良いのかもしれませぬ。』

「わ、わかりました。あの……。
 サクミさん。」

『はい、なんでございますか?』

「サクミさん。なんか、決意というか、決心と言うか……。
 何かしら、心に決めてらっしゃいますよね?ボクとの関係について。」

『……。お分かりになります、か?
 おっしゃる通りです。
 朔太郎様ともう一度巡り会えることがわたくしのこの3年間の望み。
 そして、それがかなった今、わたくしの思いは達成された。
 朔太郎様とこれっきりの仲になってしまっても、全く悔いはございません。』

「これっきり、にするのか、それとも、これから、も続けていくのか。
 サクミさんは、それを明日、決めようと思っている。
 違いますか?」

『はじめてお話をするのに、なぜそこまでお分かりになっているのか……。
 朔太郎様。
 サクミは今、とても満足しております。
 3年間、追い求めていた方が、
 わたくしの思っていた通りのお方だということがわかって、
 サクミは、それだけでもう十分です。
 もう、何も思い残すことも後悔もございません。
 明日、わたくしの心、決めさせていただきます。
 朔太郎様。
 少なくとも、明日、朔太郎様にお会いするまでは、
 わたくしサクミは、朔太郎様のもの。
 サクミを朔太郎様の彼女とお思いになって、今夜はお休みくださいませ。』

「な、な、なんか、お別れを言われているみたいで……。」

『そう受け止めてくださって構いません。
 わたくしも、今夜は朔太郎様の彼女として、
 朔太郎様に愛していただく夢を見させて戴きます。
 朔太郎様。
 思う存分、わたくしを弄んでいただきとうございます。
 夢の中ゆえ、一切のわだかまりも残りませぬゆえ。』

「サクミさん…。」

『朔太郎様…。』

「おやすみ。」

『フォヤフフィファzzzファイファフェ。』


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